去る、令和6年6月29日(土)に奈良文化財研究所第130回公開講演会「東大寺東塔(天平塔)を復元する!」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長による挨拶及び目黒研究員から本講演会の研究テーマの経緯や概要について紹介させていただいた後、山本主任研究員による「文献からみる高さは・・...
続きを読む2月5日(月)~12日(月・休日)までならファミリーで開催し、約400名の方々にご参加いただきました。期間中、パネル展示をご覧いただいたみなさま、ワークショップやウォークラリーに参加いただいたみなさま、お忙しい中、会場まで足をお運びいただき、誠にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょう...
続きを読む石神遺跡は、漏刻(水時計)跡である水落遺跡の北側、飛鳥寺の北西に位置します。今回の調査区はその東南部にあたり、明治35・36年(1902・1903)に石造物(須弥山石・石人像、ともに飛鳥資料館にて展示)が出土した水田です。この水田では、これまで昭和11年(1936)、昭和56年(1981)に発掘調...
続きを読む2024年1月27日に現地説明会を開催し、679名の方々に調査成果をご覧いただきました。 みなさま、当日は寒い現地に足をお運びいただきありがとうございました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 田中 龍一 今回の現地説明会でみなさまにご...
続きを読む奈良市西大寺にある商業施設「ならファミリー」で、遺跡から西大寺の街づくりを考えるイベント「魅力発掘西大寺」を開催します。 期間は2月5日(月)~12日(月・休日)、「ならファミリー」館内の各所に西大寺地区の魅力を紹介するパネルを展示します。 また、期間中にB1フードコートでは百万塔カードにお願...
続きを読む去る、令和5年12月9日(土)に奈良文化財研究所都城発掘調査部創設60周年記念西大寺特別公開講演会「奈良時代の西大寺」を奈良市西部会館市民ホール(学園前ホール)において開催しました。 本中所長による挨拶の後、真言律宗総本山西大寺佐伯執事による「西大寺創建と法燈の継承」、今井副部長による「西大寺旧...
続きを読む去る、令和5年11月11日(土)に奈良文化財研究所都城発掘調査部創設60周年記念第129回公開講演会を「まぼろしの尼寺西隆寺」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長による挨拶の後、箱崎部長による「発掘調査成果が語る西隆寺の伽藍と建物」、奈良市埋蔵文化財調査センター調査係吉田...
続きを読む日高山瓦窯は、藤原宮南門の南約300mに位置する日高山丘陵の北側に造られており、藤原宮に用いられた瓦を焼成した瓦窯として知られています。現在は日高山児童公園として整備されていますが、これまでの調査で4基の瓦窯の存在が確認されていました。 そしてこのたび、2023年5月より発掘調査をおこない、従来...
続きを読む去る、令和5年6月10日(土)に奈良文化財研究所都城発掘調査部創設60周年記念第128回公開講演会「よみがえる西大寺金堂院」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長による挨拶の後、林室長による「四王堂・薬師金堂の発掘調査」、田中研究員による「弥勒金堂の発掘調査」、鈴木室長による「...
続きを読む2023年7月1日(土)、日高山瓦窯の発掘調査(飛鳥藤原第213次)の現地見学会を開催しました。 当日は381名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 道上 祥武 都城発掘調査部の道上です。当日は豪雨の予報もあり...
続きを読む2023年1月20日に現地見学会を開催し、317名の方々に調査成果をご覧いただきました。 みなさま、当日は寒い現地に足をお運びいただきありがとうございました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 浦 蓉子 今回の現地見学会でみなさまにご覧...
続きを読む去る、令和4年10月22日(土)、有楽町朝日ホールにて第14回東京講演会を開催いたしました。これは日頃関西を中心に活動している奈文研の調査・研究活動の成果を、広く東日本の皆様にもご紹介しようと2010年から始めた企画です。 今回は、「高松塚古墳壁画を伝える-発見から石室解体、修理を経て」と題し、...
続きを読む2022年10月15日(土)、興福寺東金堂院の北面回廊の発掘調査の現地見学会を開催しました。 当日は1120名の方が見学に来られました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 垣中 健志 澄み渡った秋晴れの空の下、多くの方々にお越しいただき...
続きを読む2022年8月6日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第210次)の現地見学会を開催しました。 当日は468名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 道上 祥武 当日は雨も降り、足元の悪い中、たくさんの方...
続きを読む去る、令和3年11月13日(土)に第127回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長による挨拶の後、山崎研究員による「神々の住まいの内装-石清水八幡宮本殿の室礼(しつらい)について」、柳田研究員による「どうして古墳の副葬品は現代まで残るのか?-模擬古墳による金属製品...
続きを読む2021年10月9日(土)、興福寺東金堂院の門と回廊の発掘調査(平城第640次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は949名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 目黒 新悟 真夏日の暑い中、多くの方々にお...
続きを読む2021年10月2日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第208次)の現地見学会を開催しました。 当日は619名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 岩永 玲 今回の発掘調査では、大極殿の北方を広く調査...
続きを読む2021年1月23日~3月28日まで、平城宮いざない館企画展示室で、平城宮跡歴史公園第一次大極殿院南門復原整備工事記念特別展として、「鬼神乱舞―護る・祓う鬼瓦の世界―」(主催:奈文研、共催:国交省国営飛鳥歴史公園事務所)を開催しました。 奈良文化財研究所で、これまでまとまって展示されたことが...
続きを読む2020年11月7日(土)、藤原宮大極殿院東面回廊の発掘調査(飛鳥藤原第205次)の現地見学会を開催しました。 当日は480名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 若杉 智宏 近年、継続的に行ってきた大極...
続きを読む令和2年9月28日(月)、興福寺鐘楼・東金堂院の発掘調査(平城第625次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は606名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 森先 一貴 発掘調査は7月1日から開始しましたが...
続きを読む奈良文化財研究所では奈良市内の中学校による職場体験学習活動に協力しています。 令和元年度受入中学校 期 間 日 数 奈良市立平城中学校(2名) 6月11日(火)~13日(木) 3日間 奈良市立富雄中学校(2名) 11月 6日(水)~ 8日(金)...
続きを読む改元・即位の年であることに因み、平城宮跡内で確認されている、奈良時代の即位儀礼に関わる遺構を紹介する試みとして、ARアプリケーション「AR幢旗」を製作し、去る11月9日(土)に開催された第125回公開講演会に際し、その体験会を実施しました。 AR(Augmented Reality、拡張現実)は...
続きを読む去る、令和元年11月9日(土)に第125回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、松永研究員による「土でつくったささげもの-土製模造品からみた古墳祭祀のうつりかわり-」、山口研究員による「デジタル技術で結ぶ人と未来と文化財」と題しての講演があり、引き...
続きを読む2019年8月21日(水)・22日(木)の両日、「奈良の都の木簡に会いに行こう!2019」(日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンスプログラム。奈良文化財研究所・日本学術振興会共催、奈良県教育委員会・奈良市教育委員会後援)を、平城宮跡資料館講堂をメイン会場として開催しました。 この企画は、国宝...
続きを読む今回は飛鳥藤原第200次調査という記念の調査でした。現地説明会には、気持ちの良い秋晴れのなかで多くのみなさまにお越しいただき、ありがとうございました。 今回の調査では、礫敷広場だと考えられてきた大極殿北方に、大極殿院を南北に区切る回廊の存在が明らかとなりました。礎石据付穴などの残りがあまり良くな...
続きを読む10月10日、兵庫県養父市八鹿(ようか)小学校の六年生児童が自分たちで育てた赤米を研究所に持ってきてくれました。 昭和38年(1963)の平城宮跡の発掘調査で但馬国養父郡小佐地域から赤米五斗を平城宮に収めたことを示す木簡(但馬国養父郡老左郷赤米五斗 村長語部広麻呂天平勝宝七歳五月)が出土したこと...
続きを読む去る、10月5日(土)10時から16時まで、東京有楽町朝日ホールにて、 第11回東京講演会を開催いたしました。これは日頃関西を中心に活動している奈文研の調査・研究活動の成果を、広く東日本の皆様にもご紹介しようと2010年から始めた企画です。 今回は、『奈良の都、平城宮の謎を探る』と題し、奈文研の...
続きを読む令和元年9月29日(日)、平城宮東方官衙地区の発掘調査(平城第615次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は892名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 岩戸 晶子 雨予報が外れて当日は暑いくらいの秋晴れ...
続きを読む現在、藤原宮跡資料室では2018年におこなわれた発掘調査や研究の成果をロビーにて速報展示しています。 詳細はこちら 7月1日~7月7日までの期間限定で飛鳥寺旧境内の発掘調査で出土した風鐸の実物を展示します。 風鐸は、寺院の堂塔の軒先の四隅や屋根の相輪に吊るされる鐸形の鈴です。 今回出土した...
続きを読む去る、令和元年6月15日(土)に第124回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、前川研究員による「第一次大極殿院南門の復原」と題してのトピック講演があり、引き続き松田研究員による「出土木製品の恒久的な保存と一時的な保管」、村田研究員による「防災・減...
続きを読む令和元年6月7日(金)、平城宮跡大極殿院地区の発掘調査(平城第612次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は180名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 桑田 訓也 雨の降りしきる中、予想を上回る多くの方...
続きを読む現在、藤原宮跡資料室玄関ホールで開催している特集展示「埋(うず)もれた大宮びとの横顔―薬・まじない・庄園の木簡」は、4月18日から後期の木簡展示をおこなっています。 後期にご紹介する2点の木簡は、いずれも大型の帳簿で、弘仁元年から2年にかけての庄園の収支簿と、都へ米を進上した記録木簡です。藤原宮...
続きを読む奈良文化財研究所では、2019年1月に『藤原宮木簡四』を刊行しました。本展示では、『藤原宮木簡四』に掲載した木簡から、藤原宮の時代に用いられた薬の木簡、まじないの符号を記した呪符、藤原宮の跡地に営まれた庄園で平安時代初期に作成された大型の帳簿など、計21点を、2期に分けてご紹介します。 普段、目...
続きを読む平成30年12月15日(土)、平城宮東区朝堂院東門の発掘調査(平城第602次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は569名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 福嶋 啓人 寒い中、現地見学会には多くの方々にお...
続きを読む去る、平成30年11月10日(土)に第123回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶に引き続き、所長から「烏形の幢は八咫烏か」と題しての特別講演、高田研究員による「全国遺跡報告総覧と考古学ビッグデータの可能性」、山藤研究員による「シルクロード天山北路の東...
続きを読む去る、10月13日(土)10時から16時まで、東京有楽町朝日ホールにて、第10回東京講演会を開催いたしました。これは日頃関西を中心に活動している奈文研の調査・研究活動の成果を、広く東日本の皆様にもご紹介しようと2010年から始めた企画です。 今回は、『藤原から平城へ 平城遷都の謎を解く』と題し、...
続きを読む9月22日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園庭の宴を開催いたしました。 神護景雲元年(767)4月14日、東院に玉殿が完成し群臣が集まりお祝いをしたことが『続日本紀』に記されております。本年はその後の内輪の宴を天平の衣装を纏った人々が再現しました。また、研究所研究員による、「東...
続きを読む平成30年9月15日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第198次調査)の現地説明会を開催しました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 廣瀬 覚 報告者の晴れ男力で当初の雨予報を覆し、なんとか曇りまでもっていったのですが、前日...
続きを読む去る2018年8月21日(火)・22日(水)の両日、「奈良の都の木簡に会いに行こう!2018」(日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンスプログラム。奈良文化財研究所・日本学術振興会共催、奈良県教育委員会・奈良市教育委員会後援)を実施しました。昨年多数のご応募をいただきましたので、今年は15名ずつ...
続きを読む平成30年6月17日(日)、平城宮跡東院地区の発掘調査(平城第595次調査)の現地説明会を開催しました。当日は813名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 遺構研究室 研究員 海野 聡 現地説明会に多くの方に足をお運びいた...
続きを読む去る、平成30年6月16日(土)に第122回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、山本研究員による「重層する基壇 ―東大寺東塔院跡の発掘調査―」と題してのトピック講演があり、引き続き佐藤専門職による「古代カンボジア・アンコール王朝の終焉~西トップ遺...
続きを読む平成30年3月3日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第195次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は645名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 (飛鳥・藤原地区)研究員 前川 歩 ...
続きを読む平成29年12月23日(土) 、平城宮東院地区の発掘調査(平城第593次調査) の現地説明会を開催しました。 当日は823名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 考古第二研究室 研究員 小田裕樹 ...
続きを読む去る、平成29年11月11日(土)に第121回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶に引き続き、所長から「古代の銭貨生産技術」と題しての特別講演、大澤研究員による「藤原宮の造営と下層運河SD1901A」、岩戸主任研究員による「表現された古(いにしえ...
続きを読む去る、10月7日(土)に東京の有楽町朝日ホールにて、第9回東京講演会を開催いたしました。これは日頃関西を中心に活動している奈文研の調査・研究活動の成果を、広く東日本の皆様にもご紹介しようと2010年から始めた企画です。 今回は、『デジタル技術で魅せる文化財 奈文研とICT』と題し、奈文研の...
続きを読む9月23日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園庭の宴を開催いたしました。 本年は宝亀八年(777)5月7日、渤海使への饗応の様子を再現した天平衣装のファッションショーを始め、研究所研究員による、「東院庭園と渤海の庭園」、「木簡に見える渤海との交流」と題したミニ講演などで、当...
続きを読む去る2017年8月22日(火)・23日(水)の両日、「奈良の都の木簡に会いに行こう!」(日本学術振興会ひらめき☆ときめきサイエンスプログラム。奈良文化財研究所・日本学術振興会共催、奈良県教育委員会・奈良市教育委員会後援)を実施しました。10名ずつの募集に予想をはるかに上回るご応募がありましたが...
続きを読む去る、平成29年6月17日(土)に第120回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、浦アソシエイトフェローによる「橋はあったのか? -朱雀門周辺の発掘成果の紹介-」と題してのトピック講演があり、引き続き前川研究員による「古代建築にみる近代」、清...
続きを読む平成29年5月21日(日)、平城宮跡東院地区の発掘調査 (平城第584次調査) の現地説明会を開催しました。当日は519名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 山藤正敏 昨年4月に着任してから初めて、発掘調査...
続きを読む平成29年1月28日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第190次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は497名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 和田 一之輔 現地説明会...
続きを読む去る、11月13日(日)に東京の一橋講堂にて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催している東京講演会を開催いたしました。 今回は、朝日新聞出版社から先日出版された『飛鳥むかしむかし』(朝日選書949・950)の発刊を記念して、『飛鳥むかしむかし』と題し...
続きを読む去る、平成28年11月5日(土)に第119回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、松村所長による「藤原宮の幢幡遺構-文物の儀ここに備われり」と題しての特別講演があり、引き続き星野研究員による「年輪年代学の新しい可能性を目指して」、国武主任研究...
続きを読む平成28年10月2日(日)、藤原宮朝堂院朝庭の発掘調査(飛鳥藤原第189次調査)の現地説明会を開催しました。当日は1,315名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部考古第二研究室 大澤正吾 コメント --> ...
続きを読む9月17日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園観月会を開催いたしました。 本年は満月にあわせての開催となり、あいにくの曇り空にも関わらず、時折姿を見せる満月を背景に、奈良時代の東院庭園で行われた宴の様子を再現し、約150名のお客様には、当時の食事と飲み物を合わせて楽しんでい...
続きを読む去る、平成28年9月3日(土)に講演会「英国発!グローバル考古学」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、英国のセインズベリー日本藝術研究所サイモン・ケイナー考古・遺産学センター長による「加速化する日英の文化財交流」、ケンブリッジ大学ミルヤーナ・ラディヴォイ...
続きを読む去る、平成28年6月18日(土)に第118回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、神野主任研究員による「平城宮佐伯門前のいま、むかし-奈文研本庁舎の発掘調査成果から-」と題してのトピック講演、次に海野研究員による「復元を学問する-「復元学」の...
続きを読む平成28年6月11日(土)、平城京二条大路・朱雀大路跡の発掘調査(平城第566次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は505名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 林 正憲 見...
続きを読む平成28年5月15日(日)、藤原京右京九条二・三坊の発掘調査(飛鳥藤原第187次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は1,753名名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)主任研...
続きを読む平成28年3月5日(土)、平城京朱雀大路跡の発掘調査(平城第552次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は680名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部考古第二研究室 丹羽崇史 昨年4月に飛...
続きを読む平成27年12月20日(日)、興福寺中室・経蔵・鐘楼の調査(平城第559次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は1200名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部史料研究室 桑田訓也 10月からスタートした今回の調査...
続きを読む去る、平成27年11月7日(土)に第117回公開講演会が当研究所平城宮跡資料館講堂において開催されました。 松村所長による挨拶の後、小田研究員による「古代の盤上ゲーム「樗蒲(かりうち)」の復元」と題してのトピック講演、次に石田研究員による「藤原宮から平城宮へ-宮の瓦づくりの移りかわり-」、...
続きを読む去る、10月24日(土)に東京の有楽町朝日ホールにて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催している東京講演会を開催いたしました。 今回は『発掘遺構から読み解く古代建築』と題して、発掘された地下遺構から、失われた地上の建物をどのように復原できるのか、発掘遺構や...
続きを読む平成27年10月12日(月・祝)、藤原宮大極殿院の調査(飛鳥藤原第186次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は1112名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部考古第三研究室 清野陽一 藤原宮大...
続きを読む10月3日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園「庭の宴」を開催いたしました。 本年は日程の関係で月の出が遅かったので、「庭の宴」と名付け、例年通り、奈良時代の東院庭園で行われた宴の様子を再現し、お客様には当時の食事と飲み物を合わせて楽しんでいただきました。 今回はあ...
続きを読む去る、平成27年6月20日(土)に第116回公開講演会が当研究所平城宮跡資料館講堂において開催されました。 初めに松村所長による挨拶と引き続いて「押勝の金・銀・銅貨」と題しての特別講演、次に田村研究員による「ガラスからみた東西交易:日本出土のローマ・ガラスの起源」、尾野室長による「『日本後紀』...
続きを読む去る、10月25日(土)に東京の有楽町朝日ホールにて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催し、今回は『遺跡の年代を測るものさしと奈文研』と題して、奈文研が古代の遺跡や遺物の年代を測る「ものさし」を作るために、土器・瓦・木簡などの研究を互いにどのように補完し...
続きを読む去る、平成26年10月4日(土)に第115回公開講演会が当研究所平城宮跡資料館講堂において開催されました。 初めに松村所長による挨拶と引き続いて「和同開珎1文の価値は?」と題しての特別講演、次に芝研究員による「植物種実からみた古代の食生活」、惠谷研究員による「文化的景観の味わい方」と題しての講演があ...
続きを読む9月27日(土)に東院庭園『よみがる古都の宴―天平三年絵巻―』を開催しました。約130名の方々にお越し頂いて、東院庭園の役割、古代の饗宴の様子など、古代の観月遊興の様子を再現することにより、ご来場頂いた皆様方には幽玄の夕べを楽しんでいただけかと存じます。 盛況のうちに、無事終了しましたことを感...
続きを読む去る、平成26年6月28日(土)に第114回公開講演会が当研究所平城宮跡資料館講堂において開催されました。 初めに松村所長による挨拶と引き続いて「藤原宮の地鎮と富本銭」と題しての特別講演、次に桑田研究員による「役人を育てる」、若杉研究員による「壁画古墳の世界-星宿と四神」と題しての講演がありま...
続きを読む5月3日、4日、5日の3日間、平城宮跡を会場として行われた、平城宮天平祭2014春の催し物として、東院庭園『よみがる古都の宴』を開催しました。午後1時半と3時の2回、研究所が所持する天平衣装を着付けた天平人たちが東院庭園に現れ、当時の宴の様子を再現しました。3日と4日には官人服姿のせんとくんも参...
続きを読む平成26年3月8日(土)、平城宮跡第一次大極殿院地区の発掘調査(平城第520次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は715名の方にご参加いただきました。 現地説明会資料はこちらです。 >>電子公開ページ 【発掘担当者からのコメント:遺構研究室研究員 海野 聡】 復原された平城宮第一次大極殿の目の...
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