なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

2021年1月アーカイブ

アンコール遺跡群西トップ寺院遺跡保全プロジェクトのこれまでの活動

アンコール遺跡群西トップ寺院遺跡保全プロジェクトのこれまでの活動

これまでの調査の概略 奈良文化財研究所によるタニ窯跡群遺跡の発掘(2000年) 西トップ寺院の発掘(2007年)   奈良文化財研究所が...

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西トップ遺跡の概要

西トップ遺跡の概要

遺跡の概要 西トップ寺院の全体像:南東から 中央祠堂:北東(上方)から 中央祠堂の南側入口のリンテル:南から ...

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アンコール遺跡群西トップ寺院遺跡保全プロジェクトの概要

アンコール遺跡群西トップ寺院遺跡保全プロジェクトの概要

これまでの経緯 日本国政府アンコール救済チーム(JASA)が修復に携わる バイヨンの南経蔵 修復のための足場が組まれた西トップ寺院 ...

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朝霧

朝霧

 二十四節気の一つ「大寒(2021年1月20日)」を過ぎ、最も寒さが厳しい時期に入りました。  この時期に発生する自然現象に、奈良盆地特有の地形がもらたす「放射冷却現象」があります。  「放射冷却現象」によって発生した濃い霧が、絹のベールさながら古代の復原建造物を包み込み、まるで現代人の視界からその...

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船をつなぐ石

船をつなぐ石

2021年1月  いつの時代でも船というものは、係留の際に潮に流されないよう、ロープや錨で固定する必要があります。しかし、中近世には、現代のような整備された港湾やコンクリートや鋼鉄製の杭などありませんので、自然地形を活かして係留しました。実際、戦国時代の水軍の拠点であった愛媛県の能島城や来島城では、...

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巡訪研究室(19)都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)考古第二研究室

巡訪研究室(19)都城発掘調査部(飛鳥・藤原地区)考古第二研究室

(2024年3月末まで)  藤原宮・京に限らず、飛鳥・藤原地区に所在する古代の遺跡からは、大量の土器が出土します。これらの土器を用いて日々研究を行っているのが、私たち考古第二研究室です。毎日の整理作業・研究の様子は、すでに詳しく紹介されていますので(巡訪研究室(7)「都城発掘調査部(平城地区)考古第...

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ナツメのはなし

ナツメのはなし

2021年1月  みなさんはナツメ(棗)を食べたことがありますか。赤い楕円形の実で、干したものが薬膳料理などで使われますが、普通のスーパーではまず見かけないと思います。  ところが、岐阜県高山市を訪れた際に、飛騨ではナツメを食べる風習があると聞きました。庭先によく植えられていて、秋になると果実を生で...

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