奈良文化財研究所に関するさまざまな情報を発信します。

2016年1月アーカイブ

(125)版築

土砂つき固め 塔の基礎に  奈良のお寺には、古いお堂や塔が数多く残されています。よく見ると、そうした建物の多くは地面から一段高い土台の上に建っています。この土台を基壇とよんでいますが、基壇の多くは人工的に土や砂をつき固めて作ったものです。  土や砂をつき固める技術は版築とよばれ、古代中国で発明さ...
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全国遺跡報告総覧シンポジウム -発掘調査報告書デジタル化の方向性を探る- のチラシが完成しました。 >>開催要項 >>チラシ なお一部のプログラムが変更になっております。 ...
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(124)古代の弁当箱?

ヒノキ製 水も運べる  最近、お弁当の具材でキャラクターを描く"キャラ弁"など工夫を凝らしたお弁当が増えていますね。さらなるこだわりを求める人々は、"曲物(まげもの)"、"曲げわっぱ"と呼ばれる木のお弁当箱を使うそうです。  実は、この...
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2016年1月   地震、雷、火事、親爺・・・最近めっきり聞かなくなったことばですが、世の中で特に怖いとされているものを語呂よく順に並べた慣用句です。この「親爺」、実は台風に相当する大山風(おおやまじ)や大風(おおやじ)が元だったという説もあり、自然災害の怖さを並べたのか、はたまた昔の親爺の怖...
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(123)飛鳥資料館40周年

最新の古代研究 披露  聖徳太子や蘇我馬子が仏教の教えを学び、天智・天武天皇が我が国の政治の体制を整えていった、国家はじまりの地、飛鳥。今も、のどかな田園風景の中に古代の政治や祈りの場所が遺跡として残っています。  奈文研は、この飛鳥の歴史を土の中から掘り起こす発掘調査を昭和31年(1956年)...
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大河ドラマと全国遺跡報告総覧

 NHK大河ドラマの放映が始まりました。主人公は真田家ですので、長野県や山梨県が舞台になりそうです。実は長野県や山梨県は、信州大学附属図書館様、県・県下教育委員会様のご尽力で、発掘調査報告書の電子化が進展しています。    そのため大河ドラマで登場する城郭について、生の発掘調査報告...
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本格的な寒さ

 二十四節気の一つ「小寒(寒の入り)」からちょうど1週間が経ちました。  暦の上では最も寒さが厳しくなる時期に入りましたが、皆さんも肌で感じられているように今冬は平年より気温が高い日が続いていますね。  今朝は平城宮跡にも霜が降り、ようやく本来の寒さが到来しています。  梅林の梅は暖冬の影...
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(122)子供でにぎわう資料館

ハカセ登場 楽しく見学  発掘調査でわかったことや、文化財に関する最新の研究成果を市民のみなさんに公開するのも、奈文研の大切な仕事のひとつ。平城宮跡資料館(奈良市)、藤原宮跡資料室(橿原市)、飛鳥資料館(明日香村)は、奈文研が展示公開をおこなうための施設です。  研究所の展示施設、というと、とて...
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「奈文研ニュースNo.59」

「奈文研ニュースNo.59」(NABUNKEN NEWS No.59)を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 http://www.nabunken.go.jp/publication/nabunkennews.html   目次 「3D ...
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日本の漢字、中国の漢字

2016年1月   同じ漢字文化圏に属する日本と中国ですが、同じ漢字が違う意味で使われることが往々にしてあります。日本の「手紙」が中国ではティッシュ、あるいはトイレットペーパー、「湯」が中国ではスープ、「はしる」の意味の「走」が中国では「ある(歩)く」の意味であるといった具合に。実は、日中にお...
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