うろこ雲がたなびく季節になりました。9月は雨の日が続き、あいにく天候には恵まれず青空を見上げる機会も少なかったのではないでしょうか。 そんな中、貴重な晴れ間を見つけて、秋の気配が濃厚になってきた平城宮跡を歩いてみました。 今回は秋を象徴する草花をご紹介したいと思います。 平城宮跡資...
続きを読む各地の遺跡や文化財に関するイベント情報を確認できる機能を2016年9月26日に公開しました。 開催地(県ごと)に表示できる機能があります。 >>全国 の開催中と今後のイベント(http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/event...
続きを読む遠方の国々からも運搬 奈良時代には、税金としてさまざまな物品が、地方から平城宮に運ばれました。青灰色をした硬い焼き物である須恵器も、その一つです。「延喜式」によると、須恵器を納税していたのは、摂津・和泉・近江・美濃・播磨・備前・讃岐・筑前の国々でした。 筑前(現在の福岡県)の須恵器は、大宰府...
続きを読む大阪府松原市の文化財調査報告書を公開しています。 大和川・今池遺跡等の調査報告書があります。 ・難波大道 http://sitereports.nabunken.go.jp/17317 ・大和川・今池遺跡 http://sitereports.nabun...
続きを読む大阪府羽曳野市の文化財調査報告書を公開しています。 古市遺跡群等の調査報告書があります。 ・古市遺跡群 http://sitereports.nabunken.go.jp/17333 >>大阪府羽曳野市 - 報告書一覧 http://site...
続きを読む雄大な「盾列」残る一端 奈良盆地の北側を限る平城山(ならやま)は、標高90~100メートルほどのなだらかな丘陵です。その南斜面には、4世紀後半から5世紀中頃にかけて、数多くの古墳が築かれました。佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群と呼ばれる全国有数の古墳群で、墳丘の長さが200メートルを超える巨大な前...
続きを読む2016年9月 平城宮の東側には奈良時代の役所の区画が南北に連なっていた地区があります。平城宮跡東方官衙地区と呼んでいるこの範囲のうち中央よりやや南の区画を2008年12月から2009年2月にかけて発掘調査したところ、大きな楕円形の土坑が見つかりました。この土坑は東西約11m、南北約7mの大きさ...
続きを読む『奈良文化財研究所紀要2013』(Bulletin of National Research Institute for Cultural Properties, Nara)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publi...
続きを読む9月17日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園観月会を開催いたしました。 本年は満月にあわせての開催となり、あいにくの曇り空にも関わらず、時折姿を見せる満月を背景に、奈良時代の東院庭園で行われた宴の様子を再現し、約150名のお客様には、当時の食事と飲み物を合わせて楽しんでい...
続きを読む都市計画の基準線 みなさんは奈良の都、平城京の場所がどのようにして決められたか、知っていますか? 何も考えずに決められたわけではありませんよ? 奈良盆地には、平城京がつくられる前から、東西方向と南北方向に走る複数の直線道路がありました。現在の国道のルーツともいうべき道路です。平城京はこうし...
続きを読む去る、平成28年9月3日(土)に講演会「英国発!グローバル考古学」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、英国のセインズベリー日本藝術研究所サイモン・ケイナー考古・遺産学センター長による「加速化する日英の文化財交流」、ケンブリッジ大学ミルヤーナ・ラディヴォイ...
続きを読む鹿児島県天城町の文化財調査報告書を公開しています。 戸森の線刻画調査報告書などがあります。 ・戸森の線刻画調査報告書 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/17114 ・中組遺跡 http://sitereports.nabunken.g...
続きを読む鹿児島県瀬戸内町の文化財調査報告書を公開しています。 詳細分布調査報告書などがあります。 ・瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 http://sitereports.nabunken.go.jp/17075 >>瀬戸内町 - 報告書一覧 http://siter...
続きを読む平成28年度平城宮跡資料館夏のこども展示「ナント!おいしい!?平城京!!-奈良の都の食事情-」リーフレット を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18361 今年で4回目となる、小学校親子向けの夏の企画展...
続きを読む文化的景観研究集会(第8回)のエクスカーションは、重要文化的景観の選定を目指した取組をおこなっている京都市北区中川北山町を対象に、「中川村おこしの会」の全面的なご協力のもと実施することができました。 中川集落は、磨き丸太や垂木生産をおこなう北山林業の中心地です。水田は一枚もなく、山は畑のように...
続きを読む文化的景観研究集会(第8回)では、昨年度に引き続き、ポスターセッションも開催しました。今年度は以下の計18題の発表がありました。 【学術研究部門】 □A-1 文化的景観の価値の把握と共有におけるフェノロジーカレンダーの有用性~北海道美瑛町を対象として~/麻生美希(九州大学)、真板...
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