第16回写真コンテスト「飛鳥のたてもの」メインビジュアル 毎年夏に開催している飛鳥資料館の写真コンテスト作品展が今年もいよいよスタートします。16回目を迎えた今回は、飛鳥資料館の開館50年を記念し、悠久の歴史とともに人々の暮らしやなりわいを支えてきた飛鳥地域の建物、そして開館から50年ものあい...
続きを読む奈良文化財研究所学報第106冊『石神遺跡発掘調査報告Ⅰ-石造物出土地の調査-』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 本書は明治35・36年(1902・1903年)に須弥山石・石人像が出土した地点を含む、石神遺跡第1~4次調査(1981~1984年)の発掘調査報告です。石造物出土地では...
続きを読む平城宮いざない館で夏期企画展「須恵器をつくる―古代と現代をつなぐ陶の工の物語―」を開催します。<7月12日(土)から8月31日(日)まで> 【画像1】古代の須恵器(寒風窯、飛鳥・藤原地域出土) 須恵器と「陶の工」 「須恵器すえき」とは土師器はじきとともに古代日本を代表する焼き物の一つで、高い...
続きを読む令和7年7月1日(火)、金杉駐中国大使が奈良文化財研究所および平城宮跡にご来訪くださいました。平城宮跡では高橋室長の解説とともに、第一次大極殿から令和4年に竣工した大極門、復原工事中の東楼を遠望され、奈良文化財研究所では本中所長らと意見交換等を行いました。その後、大使は福嶋主任研究員とともに唐招提...
続きを読む奈良文化財研究所第132回公開講演会「飛鳥池遺跡と保存科学」レジュメを公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/143277 目次 ・講演「飛鳥池工房遺跡にも見られる遺跡の露出展示保存の課題と展望-露出展示遺構の劣化...
続きを読む去る、令和7年6月21日(土)に奈良文化財研究所第132回公開講演会 飛鳥資料館開館・埋蔵文化財センター設立50周年 史跡飛鳥池工房遺跡出土品重要文化財指定記念「飛鳥池遺跡と保存科学」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長の挨拶の後、脇谷室長による「飛鳥池工房遺跡にも見られ...
続きを読む2025年7月3日、文化財データリポジトリの登録マニュアルを公開しました。 こちらからダウンロードできます。 各種登録マニュアル・参考資料 - データリポジトリ登録方法 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/abouts/participation 参考)文化財...
続きを読む2025年7月1日、全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加しました。 【追加された3Dモデル例】 大坂城石垣石丁場跡甲山刻印群(兵庫県西宮市) 甲山刻印群E地区展望台周辺(西宮市) 甲山刻印群G地区15番石材(西宮市) 大坂城石垣石丁場跡奥山刻印群(兵庫県芦屋市...
続きを読む奈良文化財研究所は日本学術振興会による人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業の拠点機関として採択されております。当強化事業では、人文学・社会科学のデータ共有、利活用を促進するデータプラットフォーム「人文学・社会科学総合データカタログ(JDCat)」の充実・強化を図り、研究者がともにデー...
続きを読む写真1 月城C地区で分層する筆者 2024年10月1日から11月29日まで、日韓発掘交流事業により、国立慶州文化遺産研究所に滞在し、発掘調査に参加しました。日韓発掘交流事業は2005年より始まり、コロナ禍での中断を挟みつつ昨年で20年目を迎えました。 10月からの1ヶ月は、世界文化遺産「慶州歴...
続きを読む2025年6月17日、文化財総覧WebGISに下記のデータを追加しました。 〇宮城県・神奈川県・静岡県の微地形表現図 ・閲覧方法左サイドバーの「地図データ追加」-「地図」-「土地の凹凸」にある「宮城県・微地形表現図マップタイル(林野庁加工)」「神奈川県・微地形表現図マップタイル(林野庁加工)」「静岡...
続きを読む「大嘗分」「大嘗贄」と記された木簡 去る2024年は、聖武天皇が即位した神亀元年(724)から1300年の節目にあたる年でした。この記念すべき年に、聖武天皇の大嘗祭に関わる木簡群(約4,000点。うち削屑3,500点以上)がみつかりました。「大嘗分」「大嘗贄」の文言は、木簡に付けられた品が、大嘗...
続きを読む奈良文化財研究所史料第95冊 『縄文原体資料-山内清男コレクションⅠ-』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 山内清男の縄文研究の核心部分ともいえる縄文原体資料の資料集です。 https://sitereports.nabunken.go.jp/142885...
続きを読む「文化財の保存」と聞いて、どんなイメージが浮かぶでしょうか? 博物館に並ぶ金属器や古文書を保護する展示ケース、あるいは遺跡に建てられた覆屋おおいやかもしれません。実はその裏には、遺跡から出土したものを後世に守り伝えていくための、さまざまな科学的な工夫や研究があるのです。 今回、私たち保存修復科学...
続きを読む『国宝・重要文化財建造物保存図目録』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/137021...
続きを読む『国宝・重要⽂化財建造物摺拓本等⽬録』上・下を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 上:https://sitereports.nabunken.go.jp/137014 下:https://sitereports.nabunken.go.jp/137015...
続きを読む平城宮造酒司跡でみつかった井戸 奈良時代には、平城宮に造酒司さけのつかさという酒造りの役所が置かれ、国家的な酒造りがおこなわれました。奈文研の発掘調査によって、この造酒司の遺構も見つかっています。発掘調査で見つかった井戸は、六角形の石敷きで囲まれた特別な構造をしていました。井戸や木樋もくひのほ...
続きを読む下記日時にシステムメンテナンスを実施します。当該日時の間、使用できない時間が発生します。 対象:全国文化財総覧 https://sitereports.nabunken.go.jp/ 日時:2025年5月9日(金) 20:00から20:30 ※作業完了次第、再開...
続きを読む2024年11月9日(土)に現地見学会を開催しました。当日はさわやかな秋晴れとなり、1,201名の方々に調査成果をご覧いただきました。 現地に足をお運びいただき、ありがとうございました。 発表資料はこちらです。 >>全国文化財総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 室長 和田 一之輔 この夏...
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