なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

2017年1月アーカイブ

(159)キトラ古墳・四神の館

(159)キトラ古墳・四神の館

キトラ古墳・四神の館 壁画 細心の注意で保存  前々回(157回)は明日香村の「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」の公開エリアを紹介しました。今回はその舞台裏、壁画と出土遺物の保存管理施設を紹介します。  2010年に石室から取り外されたキトラ古墳の壁画は、修理施設で壁面ごとに再構成され...

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サザンカの季節

サザンカの季節

 本日は二十四節気の一つ「大寒」です。平城宮跡では時折小雪が舞う本格的な寒さとなりました。  厳しい寒さの中で、平城宮跡の草木の多くは、来るべき春に備えて休眠に入っています。  そのような中で、ひと際目を引く鮮やかな花を咲かせているのがサザンカです。  平城宮跡資料館東側の梅林の中や大極殿周辺、朱雀...

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(158)ペルシャ人とソグド人

(158)ペルシャ人とソグド人

 酔胡王のモデル どっち?  奈良文化財研究所・平城宮跡資料館(奈良市)の秋期特別展「地下の正倉院展」では、「破斯清道」という人名が読み取れる木簡が展示されて話題になりました。「破斯」がペルシャを表す「波斯」と同じなら、ペルシャ人が平城宮で働いていたことを示す重要な資料となります。  ペルシ...

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入所当時の思い出

入所当時の思い出

2017年1月   長らく研究所にお世話になりましたが、今年度末で退職となりました。作寶楼の趣旨とはやや違うかもしれませんが、ちょうどこの時期に執筆順が回ってきたので、思い出を語ることをお許しください。  私が研究所に入ったのは1981年4月でした。今でもそうですが、新人は平城宮跡発掘調査部...

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全国遺跡報告総覧:京都橘大学 の刊行物を公開

全国遺跡報告総覧:京都橘大学 の刊行物を公開

京都橘大学 の刊行物を公開しています。   『牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯跡』『田口山弥生時代遺跡・山科本願寺跡土塁・山越古墳群・鹿谷古墳群大市支群』等の刊行物があります。     ・牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯...

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全国遺跡報告総覧:シンポジウム予稿集と当日資料・パネルディスカッション内容を公開

全国遺跡報告総覧:シンポジウム予稿集と当日資料・パネルディスカッション内容を公開

2016年11月28日に実施した全国遺跡報告総覧シンポジウム 「文化遺産の記録をすべての人々へ!―全国遺跡報告総覧のメリットと公開までのハードル―」の予稿集と当日資料・パネルディスカッション発言録を公開しました。   >>シンポジウム予稿集 http://sitereport...

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(157)キトラ古墳 四神の館の展示

(157)キトラ古墳 四神の館の展示

キトラ古墳 四神の館の展示 石室模型や土層標本  この秋、キトラ古墳(明日香村)を中心とした国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区が開園し、その中心施設として「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」もオープンしました。今回はその展示についてご紹介します。  四神の館には、公園を整備した国土交通省...

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「奈文研ニュースNo.63」

「奈文研ニュースNo.63」

「奈文研ニュースNo.63」(NABUNKEN NEWS No.63)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18960 目次 ・2016年熊本地震により被災した文化財のレスキューと装飾古墳の被害調査(高妻 ...

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(156)復原と復元の違い

(156)復原と復元の違い

改造前に戻すか 新築か  「ふくげん」された平城宮(奈良市)の大極殿。今回は、この「ふくげん」という言葉について考えたいと思います。  この言葉の誕生は近代で、比較的若い言葉です。でも、ひとことに「ふくげん」といっても意味の範囲は広く、漢字も「復元」と「復原」の二つがあります。辞書では、どちらも...

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甘樫丘の穀物倉庫?

甘樫丘の穀物倉庫?

2017年1月   私たちが普段遺跡を発掘していると、土器や瓦、石器、金属器、あるいは木器などの遺物が見つかることは、皆さんご承知の通りです。これらの遺物は肉眼でも目に付きやすいので、現場において出土位置や層位を記録して回収します。ところが、こうした遺物以外にも、目につきにくい微細な遺物から、...

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全国遺跡報告総覧:神奈川県考古学会 の刊行物を公開

全国遺跡報告総覧:神奈川県考古学会 の刊行物を公開

神奈川県考古学会 の刊行物を公開しています。   考古論叢 神奈河や考古学講座等の刊行物があります。     ・考古論叢 神奈河 第11集 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18861   ・第8回考古...

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