キトラ古墳・四神の館 壁画 細心の注意で保存 前々回(157回)は明日香村の「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」の公開エリアを紹介しました。今回はその舞台裏、壁画と出土遺物の保存管理施設を紹介します。 2010年に石室から取り外されたキトラ古墳の壁画は、修理施設で壁面ごとに再構成され...
続きを読む酔胡王のモデル どっち? 奈良文化財研究所・平城宮跡資料館(奈良市)の秋期特別展「地下の正倉院展」では、「破斯清道」という人名が読み取れる木簡が展示されて話題になりました。「破斯」がペルシャを表す「波斯」と同じなら、ペルシャ人が平城宮で働いていたことを示す重要な資料となります。 ペルシ...
続きを読む京都橘大学 の刊行物を公開しています。 『牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯跡』『田口山弥生時代遺跡・山科本願寺跡土塁・山越古墳群・鹿谷古墳群大市支群』等の刊行物があります。 ・牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯...
続きを読む2016年11月28日に実施した全国遺跡報告総覧シンポジウム 「文化遺産の記録をすべての人々へ!―全国遺跡報告総覧のメリットと公開までのハードル―」の予稿集と当日資料・パネルディスカッション発言録を公開しました。 >>シンポジウム予稿集 http://sitereport...
続きを読むキトラ古墳 四神の館の展示 石室模型や土層標本 この秋、キトラ古墳(明日香村)を中心とした国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区が開園し、その中心施設として「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」もオープンしました。今回はその展示についてご紹介します。 四神の館には、公園を整備した国土交通省...
続きを読む「奈文研ニュースNo.63」(NABUNKEN NEWS No.63)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18960 目次 ・2016年熊本地震により被災した文化財のレスキューと装飾古墳の被害調査(高妻 ...
続きを読む改造前に戻すか 新築か 「ふくげん」された平城宮(奈良市)の大極殿。今回は、この「ふくげん」という言葉について考えたいと思います。 この言葉の誕生は近代で、比較的若い言葉です。でも、ひとことに「ふくげん」といっても意味の範囲は広く、漢字も「復元」と「復原」の二つがあります。辞書では、どちらも...
続きを読む神奈川県考古学会 の刊行物を公開しています。 考古論叢 神奈河や考古学講座等の刊行物があります。 ・考古論叢 神奈河 第11集 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18861 ・第8回考古...
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