奈良文化財研究所に関するさまざまな情報を発信します。

2019年12月アーカイブ

マユミ(真弓)

 昨日は二十四節気の一つ「冬至」を迎え、いよいよ本格的な寒さが到来する季節となりました。  朱雀門の北東、中央区朝堂院から東区朝堂院へと向かう道すがら、ひと際目につく赤い実をつける木があります。  「マユミ」です。枝の下方に垂れ下がる実は、秋から冬にかけて鮮やかに赤く熟し、野鳥たちの貴重な食糧となる...
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 平城宮跡資料館では、来年1月4日(土)より新春ミニ展示「平城京の子」を資料館入口ロビーにて開催いたします。  会場の一角には、顔出しパネルならぬ"目だしパネル"やフォトプロップスをご用意しています!  ほかにも来館者のかたに抽選とはなりますが、記念品もプレゼントいたします。  ぜひご家族でお越しく...
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中国西安の瓦調査から

2019年12月  20年ほど前、中国の西安で、前漢の長安城の瓦を調査しました。当時、平城宮の瓦を研究していた私は、長安城の瓦から何ともいえない違和感を覚えました。その違和感は何か、しばらくして気づきました。文様の笵の違いです。長安城の軒瓦は、日本と同じく、文様をかたどった笵を粘土に押して文様をほど...
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 今回紹介する建造物研究室の室員は、組織上は筆者ひとりですが、調査研究をひとりでおこなっているわけではありません。研究所の他部署に属している建造物の専門家と協力して、さまざまな調査研究をおこなっています。  社寺、民家、近現代建築などの各時代の建物のみならず、時として土木遺産など、人工的な不動産物...
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古代建築部材に隠れた大工の技

2019年12月  奈良には建てられてから1200年を超える古代建築がたくさん残っています。これらの古代建築は主に木造で、見るたびに私はその全体の雄大さに心を癒されます。  ところで、電動工具がない古代に、これらの建築の部材はどのようにして製材されたのでしょうか? 山に生えている原木は、伐採ののち製...
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