地下水位 定期チェック 平城宮(奈良市)の発掘調査では、小さな木簡から大きな建築部材まで、奈良時代の姿を驚くほどよく残した木製品が出土します。 こうした木製品は、地下水をたくさん含んだ状態で形を保っていますが、粘土層の中に密閉されたことで、菌や紫外線から守られ、現代までその姿が保存されて...
続きを読む2018年2月 「大きなビーズ!」「ここの編み方が難しい…」2017年の夏、飛鳥資料館の講堂に、子供たちの声が飛び交いました。飛鳥資料館で初開催した「つくろう!!ミニチュア玉枕」のイベントの一幕です。今回は、このイベントの舞台裏をご紹介します。 「つくろう!!ミニチュア玉...
続きを読む瑠璃瓦の玉殿 どこに? 平城宮跡が正方形ではなく、東に張り出し部分をもつことがわかったのは、1964年のこと。その結果、平城宮跡の東側に沿うように計画された国道24号バイパスは、現在のように東へ迂回(うかい)するルートに変更され、張り出し部分は平城宮跡と一体的に保存されることになりました。 ...
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