奈良国立文化財研究所学報第37冊『飛鳥・藤原宮発掘調査報告Ⅲ』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/62961 目次 第Ⅰ章 序言 第Ⅱ章 藤原宮西辺地区の調査 第Ⅲ章 藤原宮内裏東外郭の調査 第Ⅳ章 雷丘東方遺跡...
続きを読む『文化財防災文献総目録』を公開しました。本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/141733...
続きを読む2023年3月に公刊した『元奈良町惣年寄 清水家資料調査報告書』のPDF版をWEB公開します。 清水家は江戸時代に奈良町の惣年寄を世襲した家です。室町時代は南山城の祝園の地侍的な立場だったようです。16世紀後期には河内畠山氏に、その後は織田信長に仕えて、柴田勝家・佐久間信盛と深い関係にありました。...
続きを読む昨年2024年2月5日(月)〜12日(月)まで、ならファミリーでおこなった「みりょくはっくつ西大寺」にて、たくさんの方に百万塔カードに願いごとを書いていただきました。そのカードを2024年3月7日(木)、西大寺さんで、お焚き上げしていただきました♪ みなさんの願いは叶ったでしょうか? みりょく発掘西...
続きを読む2025年2月22日、文化財総覧WebGISに住所検索機能および文化財検索結果のリスト表示機能を追加しました。 〇住所検索機能の追加 地図画面上に住所検索窓を追加しました。検索バーに住所を入力することで、住所から特定の地域を検索・表示することができるようになりました。 住所検索での結果表示 〇文化財...
続きを読む調査区上空から伽藍を望む(北から) 奈良文化財研究所(以下、奈文研)の前を通る南北道路を南へ向かって進むと、ほどなくして右手に見えてくるのが「凍れる音楽」と讃えられた世界遺産(「古都奈良の文化財」の構成資産の一つとして登録されている)薬師寺の国宝三重塔です。薬師寺は西ノ京、当時の呼び方に倣えば平...
続きを読む『埋蔵文化財ニュース 187』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます(今号は電子版のみ公開、冊子体の頒布はありません)。 ■187 保存科学研究集会 木質文化財の保存修復に関する新たな視点・最近の取組https://sitereports.nabunken.go.jp/141596 今号...
続きを読む奈良文化財研究所は日本学術振興会による人文学・社会科学データインフラストラクチャー強化事業の拠点機関として採択されております。 当事業の紹介や、奈良文化財研究所による成果の発信のためにこの度特集ページを構築・公開しました。 特集ページにて、強化事業の概要や、奈良文化財研究所の拠点機関としての計画・成...
続きを読む2024年12月、株式会社竹中工務店と奈良文化財研究所(文化財情報研究室)は、「石垣のBIM的アプローチとデジタル保存に関する研究」を推進するため連携研究協定を締結しました。 (1)研究題目 石垣のBIM的アプローチとデジタル保存に関する研究 (2)研究目的および内容 石垣整備に関して3次元計測の...
続きを読む軒丸瓦の瓦当面に残る皴状の痕跡(縮尺不同)※筆者撮影 古代の宮殿や寺院の多くでは、文様を施した軒丸瓦(のきまるがわら)や軒平瓦(のきひらがわら)が軒先を飾っていました。そうした軒瓦(のきかわら)の表面や断面には、製作時に生じたとみられる様々な痕跡が残っています。ここでは、その一例を紹介しましょう...
続きを読む写真1 会場の様子 保存修復科学研究室では、保存科学分野に関する意見交換や幅広い情報交換をおこなう場として保存科学研究集会を開催しています。今年度は、日本木材学会木質文化財研究会と合同で「木質文化財の保存修復に関する新たな視点・最近の取組」をテーマに、奈文研本庁舎大会議室を会場として2024年1...
続きを読む全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加しました。 【追加された3Dモデル例】 大阪城(大阪市) 名古屋城(名古屋市) 神戸深江生活文化史料館(神戸市) 大坂城石垣石丁場跡甲山刻印群(西宮市) 越堂たたら跡(田儀櫻井家たたら製鉄遺跡)(出雲市) 全国文化財情報デジ...
続きを読む下記日時にシステムメンテナンスを実施します。当該日時の間、使用できない時間が発生します。 対象:文化財総覧WebGIS https://heritagemap.nabunken.go.jp/ 日時:2025年2月21日(金) 18:00から2月22日(土) ※作業完了次第、再開...
続きを読む兵部省(西から、2024年4月) 兵部省の修繕工事 現在、平城宮跡では兵部省の建物を部分復元した施設の工事が進められています。これは文化庁が2023年度から実施している修繕工事です(冒頭写真)。 兵部省を含む平城宮東区朝堂院の南側地域では、1980年代から1990年代にかけて発掘調査が行われま...
続きを読む2022・2023年度に奈文研が実施した発掘調査の成果を報告する『奈良文化財研究所発掘調査報告2024』を刊行しました。 飛鳥・藤原宮跡等の調査6件、平城京と寺院等の調査2件を採録。発掘調査により明らかになった飛鳥~奈良時代の遺跡の詳細を分かりやすく報告しています。 内容は、『全国遺跡報告総覧』でも...
続きを読む写真1 西大寺金堂院の西面回廊(北西から) 都城発掘調査部(平城地区)では、2024年3月から6月にかけて、西大寺金堂院の発掘調査をおこないました。西大寺は天平神護元年(765)に称徳天皇によって、平城京右京の地に造立された天皇勅願の寺院です。金堂院は仏像が安置された金堂と、それを回廊で区画した...
続きを読む【写真1】講義形式でのプログラム 7/22(月)奈良学園中学校・高等学校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組み「奈良学ゼミ」に、奈良文化財研究所が協力し、『文化財×自然科学:奈良文化財研究所における文理融合型研究-年輪年代学・動物考古学編-』と題したプログラムを実施しました。この企...
続きを読む表彰状(高野町教育員会と連名で授与されました) 2024年4月13日(土)、奈良女子大学記念館講堂で開催された2024年度建築史学会総会において、奈良文化財研究所(以下、奈文研)および高野町教育委員会に対して、第28回建築史学会賞が授与されました。奈文研が編集し、2023年3月に高野町教育委員会...
続きを読む写真1 有間皇子(座像) 平城宮いざない館において7月13日(土)から9月1日(日)までの会期で開催しました。本展は独学で数多くの人形を制作された永瀬卓氏の作品のうち、『万葉集』に登場する古代の人々をモデルにしたものを中心に展示しました(写真1)。 今回の企画展の意図は、来館された方々に永瀬氏...
続きを読む本中所長 去る、令和6年6月29日(土)に奈良文化財研究所第130回公開講演会「東大寺東塔(天平塔)を復元する!」を平城宮跡資料館講堂において開催しました。本講演会は、申し込み開始日から3日間で定員に達し、東大寺東塔に対する関心の深さが感じられました。 当日は、本中眞所長による挨拶および目黒研...
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