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平城宮東区朝堂院東門の発掘調査(平城第602次調査)の現地見学会のご報告

平成30年12月15日(土)、平城宮東区朝堂院東門の発掘調査(平城第602次調査)の現地見学会を開催しました。

当日は569名の方にご参加いただきました。

発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ

発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 福嶋 啓人

 寒い中、現地見学会には多くの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

 礎石なども残っていない東門の遺構でしたが、雨落溝や築地塀など、他の遺構から、我々調査員は当初の姿を考えています。平城宮内の復原された門や築地塀などもご覧いただきながら、みなさまも往時の姿を想像、体感していただけると幸いです。

 東区朝堂院の調査は今回で区切りとなりますが、この東門につながる東方官衙や東院地区の調査は今後も継続しますので、また現地説明会にご来場いただければ幸いです。

 

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