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藤原宮大極殿院(飛鳥藤原第200次調査)の現地説明会のご報告

 今回は飛鳥藤原第200次調査という記念の調査でした。現地説明会には、気持ちの良い秋晴れのなかで多くのみなさまにお越しいただき、ありがとうございました。

 今回の調査では、礫敷広場だと考えられてきた大極殿北方に、大極殿院を南北に区切る回廊の存在が明らかとなりました。礎石据付穴などの残りがあまり良くなく、我々調査員も予想外の展開にドキドキしながら、時には回廊に伴う複雑な溝に頭を悩ませながら、日々、調査を進めました。

 調査前には予想もしなかった展開に、発掘のむずかしさとともに、その魅力を再認識しました。

 今回の発見は、藤原宮およびその後の都城の発展の調査研究に関して問題を投げかける、重要な成果です。そうした成果と課題を解明するため、藤原宮大極殿院の調査をこれからも続けていきます。みなさまのご支援と、またの現地説明会へのお越しをいただければ幸いです。

配布資料はこちらです。>>学術情報リポジトリ(資料1資料2

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(都城発掘調査部 考古第一研究室 研究員 松永 悦枝)

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