改元・即位の年であることに因み、平城宮跡内で確認されている、奈良時代の即位儀礼に関わる遺構を紹介する試みとして、ARアプリケーション「AR幢旗」を製作し、去る11月9日(土)に開催された第125回公開講演会に際し、その体験会を実施しました。
AR(Augmented Reality、拡張現実)は、現実の映像とCGモデル画像を合成してリアルタイムに端末機器上に表示する技術です。「AR幢旗」では、平城宮跡 第一次大極殿院現地において、復原された第一次大極殿の前面に、宝幢(烏形幢・日像幢・月像幢)・四神旗(青龍旗・朱雀旗・白虎旗・玄武旗)の計7本の旗が並び立つ姿を再現しました。
短い時間の体験会ではありましたが、多数のご参加をいただき、誠にありがとうございました【参加者数105名】。