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平城宮東方官衙地区の発掘調査(平城第615次調査)の現地説明会のご報告

令和元年9月29日(日)、平城宮東方官衙地区の発掘調査(平城第615次調査)の現地説明会を開催しました。

当日は892名の方にご参加いただきました。

発表資料はこちらです。 >>学術情報リポジトリ

発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 岩戸 晶子

 雨予報が外れて当日は暑いくらいの秋晴れに恵まれました。熱心な沢山の方々にお出でいただき、無事に現地説明会を終えることができました。ありがとうございました。

 今回の調査では、大極殿と朝堂に次ぐ規模の巨大な役所の基壇建物のほか、奇跡的に壊されずに残った階段の一段目や礫敷も良好な状態で見ていただくことができました。

 大型基壇建物は奈良時代の"内閣官房"ともいうべき太政官の中心建物と想定しています。東方官衙地区は奈良時代の霞が関とでもいう場所です。古代の日本を中枢で支えるべく奔走していた当時の役人たちの息吹を少しでも想像していただけたのではないでしょうか。

 これからも平城宮の調査は地道に続けてまいります。少しずつではありますが平城宮の姿を甦らせる私たちの歩みに今後もご期待いただき、応援していただけましたら幸いです。

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