現在、藤原宮跡資料室では2018年におこなわれた発掘調査や研究の成果をロビーにて速報展示しています。
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7月1日~7月7日までの期間限定で飛鳥寺旧境内の発掘調査で出土した風鐸の実物を展示します。
風鐸は、寺院の堂塔の軒先の四隅や屋根の相輪に吊るされる鐸形の鈴です。
今回出土した風鐸は青銅製で金メッキが部分的に残っています。また、小型であることから塔の相輪に用いられたとみられます。形状などから、飛鳥時代から奈良時代のもので、飛鳥寺の堂塔に用いられた可能性があります。
飛鳥寺における失われた堂塔の荘厳の様相を垣間見ることができる貴重な資料です。
この機会にぜひ藤原宮跡資料室に足をお運びください。
【会期】
2019年7月1日(月)~12月27日(金)(予定)
※7月8日以降、風鐸は写真パネルでの展示となります。
【場所】
都城発掘調査部(飛鳥藤原地区)藤原宮跡資料室ロビー
【開館時間】
9:00~16:30
※会期内は無休
【入館料】
無料
【アクセス】
都城発掘調査部(飛鳥藤原地区)の周辺地図
飛鳥寺旧境内出土風鐸
飛鳥寺旧境内の調査
藤原宮大極殿院の調査
藤原宮外周帯の調査
石神遺跡土坑SK1244・1245出土土器
坂田寺池SG100出土の瓦
ロビー展示の様子