なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

埋蔵文化財ニュースNo.8~9,12,14~15,20~21,25~27,29~30,32~33

埋蔵文化財ニュースNo.8~9,12,14~15,20~21,25~27,29~30,32~33

埋蔵文化財ニュースNo.8~9,12,14~15,20~21,25~27,29~30,32~33(CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go....

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瓦礫は語る

瓦礫は語る

2014年9月  瓦礫の山というと、廃材が山積している様子が思い浮かびます。奈良文化財研究所の収蔵庫はまさに瓦礫の山です。といっても、もちろんコンテナには入っていますが。収蔵庫の瓦は、瓦礫といえども飛鳥時代から奈良時代を中心とし、近代にまでいたる大切な考古資料です。つまらないものの例えとして瓦...

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埋蔵文化財ニュース「No.1」~「No.4」「No.6」

埋蔵文化財ニュース「No.1」~「No.4」「No.6」

埋蔵文化財ニュース「No.1」~「No.4」「No.6」(CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/maibu...

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(48)平城京の人口と役人たち

(48)平城京の人口と役人たち

職種のるつぼ 外国からも  現代の都市は、人口が多いほど、あるいは人口密度が高いほど、大きな都市とみなされます。奈良県最大の都市である奈良市の人口は、現在36万人です。  では、奈良時代最大の都市、平城京の人口は何万人だったのでしょうか。古くは20万人と推定されましたが、最近では5~10万人と考...

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(47)古代のボーナス-季禄の品々

(47)古代のボーナス-季禄の品々

古代のボーナス―季禄の品々 現物支給 市場で交換も  今日のサラリーマンのボーナスは、明治時代に始まったとされています。ところが、藤原宮や平城宮で働く古代の役人にも「季禄」とよばれるボーナスがありました。  律令の規定によると、季禄は年に2回、2月と8月に支給されました。支給されたのはあしぎ...

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奈良文化財研究所学報第62冊「史跡頭塔発掘調査報告」

奈良文化財研究所学報第62冊「史跡頭塔発掘調査報告」

奈良文化財研究所学報第62冊「史跡頭塔発掘調査報告」(REPORT OF ARCHAEOLOGICAL INVESTIGATIONS INTO THE ZUTO STUPA,NARA,JAPAN)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken....

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奈良文化財研究所学報第26冊「平城宮発掘調査報告VⅡ 内裏北外郭の調査」

奈良文化財研究所学報第26冊「平城宮発掘調査報告VⅡ 内裏北外郭の調査」

奈良文化財研究所学報第26冊「平城宮発掘調査報告VⅡ 内裏北外郭の調査」(NARA (HEIJO) IMPERIAL PALACE SITE EXCAVATION REPORT VII SURVEYS lN THE "DAIRl NORTH EXTERIOR PRECINCT" CARRIED ...

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(46)文字の上手下手

(46)文字の上手下手

ほんとに読めた?  奈良時代のお経。1点1画が丁寧に書き写され、大きさもほぼ均等で、まるで活字のようです。奈良時代の人たちは、みなこのように美しく整った字を書いたのでしょうか。  全国各地から平城宮へ運ばれた荷札の文字をみてみましょう。写真1の木簡は、お経のように整った文字の木簡です。でも、この...

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(45)写真も文化財

(45)写真も文化財

形や質感 未来に伝え  奈良にはたくさんの「文化財」がありますが、その種類や材質、形状、大きさなどは実に様々です。そうした文化財をわかりやすい姿で写しとめる方法が「文化財写真」です。  奈文研には文化財写真の撮影を担当する職員がいます。それが私たち文化財写真のカメラマンです。私たちは、写真を通し...

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ビックリ先生のイコーじまん!

ビックリ先生のイコーじまん!

みなさん、こんにちは。 ここの所、秋の足音が聞こえるような、涼しい日が増えてきましたね。 先週金曜日は平城宮跡資料館の夏期企画展「平城京ビックリはくらんかい」の この夏最後のギャラリートーク「ビックリ先生のイコーじまん」が開催されました。 イコーというのは、遺構と書き...

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「古代建築」の「現代」

「古代建築」の「現代」

2014年9月  奈良県は文化財の宝庫です。仏像、建造物、遺跡、歴史資料など、まさに文化の中心であったことを実感させられる場所です。日本の歴史を伝える文化財を求めて、日本国内だけではなく、海外からも多くの観光客が訪れる場所です。  建造物に注目してみると、奈良時代以前に建てられたとする建造物が奈良県...

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(44)役人の勤務時間

(44)役人の勤務時間

残務処理 帰宅は遠い  古代の役人の朝は早く、夜明け前に家を出て平城宮へと通勤しました。  律令をはじめとする決まりによると、朱雀門などの宮の外門は、日の出の20分ほど前に開かれました。宮内の朝堂院の門が開くのは、さらに1時間あまり後で、夏至で午前6時半頃、冬至でも7時50分頃に仕事が始まりまし...

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(43)土馬

(43)土馬

水に関わる場所で出土  土馬とは、馬の形をした土製品です。平城京では、道路の脇を流れる溝や運河から出土することが多く、水に関わる祭りに使われたようです。一体何のために使われたのでしょうか。  土馬の用途については二つの説があります。一つ目は、恐ろしい災厄をもたらす疫病神を土馬に乗せて、穢(けが)...

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奈良文化財研究所学報第24冊「高山 町並調査報告」

奈良文化財研究所学報第24冊「高山 町並調査報告」

奈良文化財研究所学報第24冊「高山 町並調査報告」(TAKAYAMA A STUDY OF TOWN AND TOWNSCAPE IN 1973-1974)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/ga...

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ビックリ先生の「カワラじまん」大盛況!

ビックリ先生の「カワラじまん」大盛況!

夏休みも終わりに近づいていますが、30℃を超える暑さが続いています。 皆さん、元気にお過ごしでしょうか? 今日はビックリ先生による4回目のギャラリートーク「カワラじまん」が開催 されました。 はじめに、雨水や火事から木造の建物を守るため、あるいは建物を豪華に見せるために 瓦が造られたと...

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(42)ケガレや災いを払う人形

(42)ケガレや災いを払う人形

悪気引き取り 流れ去る  人形と書いて、ここでは「ひとがた」と読みます。文字通り人間の全身をかたどったもので、紙や木、金属などで作られたものがあります。  むかし、平城京に暮らした人々は、病の原因となる穢(けが)れや災いを払うために、あるいは呪いをかけるために、木や金属の人形を用いました。なでた...

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(41)古代のものさし

(41)古代のものさし

1000年続くデザイン  「25メートル平泳ぎ」「18センチのクツ」。身の回りの長さは、単位が決められていることで、誰もがどれくらいかを理解することができます。  日本で初めて長さを共通の単位で定めようとしたのは藤原京の時代で、尺・寸(尺の10分の1)を用いました。尺や寸は1958年に公的な単位...

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文化的景観講演会のご案内

文化的景観講演会のご案内

地域の将来を考えていく上で、今日、文化的景観のアプローチは注目されています。 奈良文化財研究所では、文化財保護法に文化的景観保護制度が創設されたのを契機として、2008年度から2013年度まで、6回にわたり研究集会を開催し、議論を深めてまいりました。景観研究室では、研究集会での成果等を踏まえつ...

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『奈良文化財研究所紀要2011』

『奈良文化財研究所紀要2011』

『奈良文化財研究所紀要2011』(Bulletin of National Research Institute for Cultural Properties, Nara)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publi...

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飛鳥の民家

飛鳥の民家

2014年8月  飛鳥資料館で今夏、開催中の写真コンテスト作品展『飛鳥の甍』、もうご覧いただけたでしょうか?今年で5回目をむかえた写真コンテストは、毎回テーマを決めて作品を募集しています。様々な視点で切り取った飛鳥の風景を通して、あらたな魅力の発見・発信につなげたいと考えております。  ここでは、今...

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