
「奈良文化財研究所 概要2012」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/gaiyo.html 目次 1.表紙、目次、奥付など 2.研究所の役割と組織 3.研究所の施設 4.トピックス 5.2011年...
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結論 新たな謎呼ぶ 皆さんは奈良に薬師寺が二つあったことをご存じですか? 観光客で賑(にぎ)わう西ノ京の薬師寺は、710年の平城京遷都後に建立されたものです。実は、これに先立つ藤原京の時代にも、同じ名前のお寺が橿原市に建てられていました。この二つの薬師寺を、平城薬師寺と本薬師寺と呼んで区別してい...
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平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展-木簡を科学する-」第3期解説シート を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/63665 木簡と探査 7東方官衙大土坑出土の木簡7―春宮用の物品の付札 8東方官衙...
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藤原宮大極殿院の調査(飛鳥藤原第182次)現地説明会資料 を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/14924 1 .はじめに 2. 調査成果 1)藤原宮期の遺構 2)藤原宮造営期の遺構 3)藤原宮...
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海老錠と鑰 都で活躍 家の玄関に鍵をかけていますか。自分の部屋や机の引き出しにも、鍵をかけている人もいるでしょう。 鍵の歴史は古く、奈良時代には、海老錠(えびじょう)と鑰(やく)と呼ばれる2種類の「カギ」がありました。 海老錠は、海老のように曲がった錠前で、左右に開く扉の把手(とって)な...
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「重要文化的景観」とは、文化的景観の中でも特に重要なものについて、都道府県又は市町村の 申出に基づき、国によって選定された地域のことです。 2014年10月6日に「菅浦の湖岸集落景観」(滋賀県長浜市)が新たに選定されました。 今回の選定で重要文化的景観選定地区は44地区になります。 ...
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「カンボジア王国アンコール遺跡群・西トップ寺院遺跡保全プロジェクト ニューズレター」を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/angkor-newsletter.html 奈良文化財研...
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奈良文化財研究所 「東アジアにおける理想郷と庭園-「東アジアにおける理想郷と庭園に関する国際研究会」報告書-」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16671 目次 Ⅰ.研究会の成果 「東アジアにお...
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表に出ないひと工夫 長いアゴ、短いアゴ。人の顔の話ではありません。私たち奈文研の研究員は、瓦の文様がある部分を顔と呼んでいます。これに対してアゴ(顎)は、軒平瓦の裏面にある段差のこと。文様をつける顔の部分を幅広くとるために粘土をつぎ足すなどして作ったもので、横からみると人でいう顔と顎の関係になっ...
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時代ごとに増す迫力 p> お寺や古い建物の屋根を見上げた時に、恐ろしい形相の鬼瓦と目が合ってどっきりしたことはないですか。突き出た角に見開いた目、大きな口から覗(のぞ)く鋭い牙、その表情は迫力満点で、いかにも災いから建物を守ってくれそうです。 鬼瓦は明日香村の奥山久米寺や豊浦寺など、7世紀前...
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平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展-木簡を科学する-」第2期解説シート を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/63664 木簡と探査 4東方官衙大土坑出土の木簡4─アユのなれずしの付札 5東方官...
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2014年11月 平城宮跡ならではの風景とは?と聞かれるとさまざまな風景が頭に浮かぶかと思います。そのひとつに平城宮跡を横切る近鉄奈良線の風景をあげる方も多くいるのではないでしょうか。私も初めて奈良を訪れた時、大和西大寺駅を出発して突然外の様子が変わり、車窓越しに平城宮跡がのびやかに広がる風景...
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「奈良文化財研究所 概要2014」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/gaiyo.html 目次 1.表紙、目次、正誤表など 2.研究所の役割と組織 3.研究所の施設 4.トピックス 5.2013年度事...
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基壇内部に免震装置 平城宮にそびえ立つ第一次大極殿、この連載にもなんども登場しおなじみですよね。その復元にあたっては、発掘調査の成果や、現存する古代の建築、さらには歴史資料などに基づいて、研究員が議論を積み重ね、古代の姿を描くことができました。 しかし、実際に建物として復元するためには、もう一つ...
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去る、10月25日(土)に東京の有楽町朝日ホールにて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催し、今回は『遺跡の年代を測るものさしと奈文研』と題して、奈文研が古代の遺跡や遺物の年代を測る「ものさし」を作るために、土器・瓦・木簡などの研究を互いにどのように補完し...
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平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展-木簡を科学する-」第1期解説シート を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/63663 木簡と探査 1東方官衙大土坑出土の木簡1―中国の古い筆法をまねた異形の木...
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