
報告書詳細ページに「経緯度(世界測地系)10進数(自動生成)」項目を新設しました。例)https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/62990遺跡位置情報を簡単にWebGISで使用できるようになりました。 一般的に地理院地図などのWebGISでは、位置情報を世界測地系1...
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下記日時にシステムメンテナンスを実施します。当該日時の間、利用できませんので、ご注意ください。 対象:全国遺跡報告総覧 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja 日時:2020年11月20日 21:00から11月23日 24:00 ※作業完了次第、再開 ご迷惑...
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2020年11月 日本古代宮廷の「男同士の絆」を研究しています。ホモソーシャリティと呼ばれもする、男同士の親密な関係性が、日本古代の史料にどんな風に出てくるのかが研究の最初でした。研究テーマとしては、結構無謀なのですが、実際に史料を読んでいくと、意外なほど記述が見つかります。 このホモソーシャリ...
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(2024年3月末まで) 1.都城発掘調査部の文字担当 史料研究室は、文字資料を研究の対象としています。 都城発掘調査部の文字担当として発掘調査に参加し、(1)遺跡の性格を理解するための文字資料を収集・検討するとともに、(2)発掘調査で出土した文字資料の釈読にあたっています。中でも木簡については、釈...
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『奈良の都の暮らしぶり~平城京の生活誌~奈良文化財研究所第12回東京講演会講演録』を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/86510 プログラム CGでみる平城京-平城京のまちなみ紹介-(前川 歩) 平城京に...
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2020年10月20日、全国の発掘調査報告書の書誌情報13583件を全国遺跡報告総覧に一括登録しました。対象は、以下の通りです。 〇国立国会図書館が収集した報告書書誌2002年9月から発掘調査報告書には固有の分類を付与されており、NDC(日本十進分類法)=210.0254に該当するもの。「発掘調査報...
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2020年10月 今春、新型コロナウイルス感染症の影響で、学校給食の牛乳が行き場を失ってしまった、というニュースをお聞きになった方も多いかもしれません。そんな中、自宅でも簡単につくれる乳製品として、静かなブームを呼んだものがありました。それが、「蘇(そ)」です。蘇は、奈良時代から平安時代にかけて、...
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『奈良文化財研究所紀要2017』(Bulletin of National Research Institute for Cultural Properties, Nara)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/...
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国立文化財機構の組織のひとつとして「文化財防災センター」が、10月1日に奈良文化財研究所内に開設されました。 2014年度から文化庁の補助金により実施してきた「文化財防災ネットワーク推進事業」の成果を基に、恒常的な組織として設立されたものです。文化財防災ネットワーク推進事業では、東日本大震災の文...
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「奈文研ニュースNo.78」(NABUNKEN NEWS No.78)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 ■No.78 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/72569 目次 ・「ひかり拓本」で資料に直接触れず拓本を作成(上椙 英之) ・藤原...
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令和2年9月28日(月)、興福寺鐘楼・東金堂院の発掘調査(平城第625次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は606名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 森先 一貴 発掘調査は7月1日から開始しましたが...
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2020年10月 幼いころに「嘘をつくと閻魔(えんま)様に舌を抜かれるぞ!」なんて、1度くらいは言われたことがあるのではないでしょうか。閻魔様はあの世の裁判官です。裁判官は閻魔様を含めて10人、それを「十王(じゅうおう)」と呼びます。そして、十王の裁判を受けて極楽往生(ごくらくおうじょう)するのか...
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(2024年3月末まで) 遺跡整備研究室では、造園学・庭園史学の観点から、遺跡等の整備に関する調査研究と、庭園(名勝)に関する調査研究をおこなっています。■遺跡等の整備に関する調査研究 日本の遺跡は、そのほとんどが地下に埋蔵された遺構と遺物からなっており、保存のために埋め戻されてしまえば、現地を訪...
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奈良文化財研究所学報第98冊「東アジア考古学論叢Ⅱ-遼西地域の東晋十六国期都城文化の研究-」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/72494 目次 辽宁北票市大板营子墓地的勘探与发掘(续)魅力与收获:三燕文...
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2020年9月 およそ2000年前の中国には、国営郵便局が設置されていました。古くは始皇帝時代の出土木簡から、その郵便事情をうかがい知ることができます。今回は、漢代後期の興味深い事例を紹介します。 ●2000年前の郵便伝票 現代日本の日常生活で目にする郵便伝票のようなものが、中国甘粛省の砂漠から...
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みなさんは、木を顕微鏡で見たことがありますか? 下の写真は、木を輪切りにした面の顕微鏡写真です。普段、身近にありふれている木が、このように細胞がきれいに整然と並んでできていることに驚かされます。 木質遺物の顕微鏡写真 木の年輪が、1年に1層ずつ形成されるものだということは、比較的認知度の高いも...
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