すっかり秋の気配が漂い始めた平城宮跡の夕暮れ、今が見頃のオギ(荻)が夕日に照らされ、長い銀色の穂を揺らしています。
そして、今まさに生駒山の稜線に沈もうとしている太陽が、宮跡全域を朱く染め上げていきます。
東院庭園の西側には、小子部門(的門) と呼ばれる門が復元されています。その基壇上から朱雀門越しに染まる空を見上げながら、古代人も眺めたであろう夕景に思いを馳せるひと時でした。

オギの群生地

第一次大極殿とオギ

第一次大極殿とオギ

オギの群生地

オギの穂

小子部門の基壇上から眺める朱雀門とオギ (以下同)




オギの穂

撮影場所
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