「奈良文化財研究所 概要2016」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16958 表紙 ...
続きを読む「平城京羅城門・薬師寺金堂発掘調査概報」他 を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/5582 平城京羅城門跡発掘調査報告 第一次~第三次発...
続きを読む大分県中津市の文化財調査報告書を公開しています。 中近世城館確認調査や長者屋敷官衙遺跡の調査報告書があります。 ・市内遺跡試掘確認調査 ; 中近世城館確認調査(3) ; 長者屋敷官衙遺跡 http://sitereports.nabunken.go.jp/16948 &nb...
続きを読む梅雨明けから10日経ちました。 蝉たちが生を謳歌する甲高い声が、宮跡内に響いています。これからいよいよ本格的な夏の到来ですね。 平城宮跡内では86種の万葉植物の生育が確認されており、一年を通じて様々な種に出会えます。 本日は、万葉集に詠まれている植物たちをご紹介したいと思います。 ...
続きを読む高さも最大級? 前回お話ししたように、奈良時代の東大寺東塔の基壇は、一辺24メートルほどの規模がありました。これを全国各地にある古代寺院の塔跡の大きさと比べてみましょう。 7世紀の塔の平均的な基壇規模は、およそ12メートルほどです。8世紀の国分寺では、相模(神奈川県)や美濃(岐阜県)の塔の基...
続きを読む「新発見の木簡-7世紀に遡る最古級の伝世品-東京国立博物館で初公開」 を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/5795 ...
続きを読む大阪府交野市および千早赤阪村の埋蔵文化財調査報告書を公開しています。 森遺跡・交野郡衙跡や赤阪城跡の調査報告書等があります。 大阪府下の報告書類の登録は、大阪大学附属図書館が支援しています。 ・森遺跡 交野群衙跡 http://sitereports.nabunken.go...
続きを読む基壇 古代では最大級 奈文研では、2015年に、東大寺・奈良県立橿原考古学研究所とともに発掘調査団を組織して、東大寺の東塔跡の発掘調査をおこないました。 奈良時代の東大寺には、東塔と西塔という二つの巨大な七重塔が建っていました。1180年の平重衡の焼き討ちによって、これらの塔も焼けてしまいま...
続きを読む福岡市埋蔵文化財調査報告書を公開しています。 板付遺跡や元寇防塁の調査報告書等があります。 ・板付遺跡調査報告 http://sitereports.nabunken.go.jp/16704 ・生の松原元寇防塁発掘調査概報 http://sitereports.nabunk...
続きを読む2016年7月 みなさんは、平城宮の宮城図をご覧になったことはあるでしょうか?(まだの方は当ホームページからダウンロードできますのでどうぞ)宮城図は奈良時代前半のものと後半のものがありますが、どちらも描かれている建物の数が少ないことにお気づきになるでしょう。 …平城宮は建物...
続きを読む複数の都 当時の流行 奈良時代の首都はどこ―? 答えはもちろん、平城京。 ですが、実は他に「副都」と言うべき都がありました。 それは、今の大阪市におかれた難波(なにわ)京。大阪城のすぐ南隣に遺跡が残る難波宮を核として、その周りに平城京と似た碁盤の目状の街並みが整えられていました。京内には...
続きを読む「奈文研ニュースNo.61」(NABUNKEN NEWS No.61)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16825 目次 ・キトラ古墳壁画保存管理施設の公開にむけて(石橋...
続きを読む偽扉部分の復元 これまでの調査で、北祠堂は少し石材が小振りな点、偽扉部分には釈迦如来立像が彫り込まれている点など、南祠堂や中央祠堂とは違った特徴を持っていることが明らかになっています。偽扉とは、建物の扉にあたる部分が開口せず、石材で閉塞されている部分を指します。アンコール遺跡では、寺院を装...
続きを読む2016年7月 博物館や美術館を訪れると、解説映像を目にしたり音声ガイドを使ったりする機会があると思います。博物館施設では、それらのデジタル技術を用いたコンテンツ等を「デジタルメディア」と呼んでいます。近年、世界中でデジタルメディアを取り入れたユニークな展示が行われており、博物館施設になく...
続きを読む「古代の盤上遊戯「樗蒲(かりうち)」の復元」 を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16618 ...
続きを読む去る、平成28年6月18日(土)に第118回公開講演会を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 松村所長による挨拶の後、神野主任研究員による「平城宮佐伯門前のいま、むかし-奈文研本庁舎の発掘調査成果から-」と題してのトピック講演、次に海野研究員による「復元を学問する-「復元学」の...
続きを読む平成28年6月11日(土)、平城京二条大路・朱雀大路跡の発掘調査(平城第566次調査)の現地見学会を開催しました。 当日は505名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 主任研究員 林 正憲 見...
続きを読む枝葉敷きつめ 水はけ良く 旧秋篠川は、平城宮の建設予定地の南西隅付近を北西から南東に蛇行しながら流れていました。平城京の造営時に、これを条坊に沿った直線的な河川に付け替えて運河に利用したのが西堀川、現在の秋篠川です。 その付け替えの大工事の痕跡が、奈文研の庁舎の建て替え工事に伴う発掘調査で見...
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