最先端の技術を輸入 取るに足らないこと、つまらないことを意味する「くだらない」。この言葉が「百済(に)ない」に由来するという説があるとかないとか。 その真偽はさておき、古墳時代から飛鳥時代にかけて、日本は実に様々なものを、百済から輸入しました。その始まりは天理市の石上神宮に伝わる七支刀(国宝...
続きを読む大阪府門真市の文化財調査報告書を公開しています。 普賢寺古墳、史跡伝茨田堤発掘調査報告書等の調査報告書があります。 ・普賢寺古墳 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/17703 ・史跡伝茨田堤発掘調査報告書 https://sitereports....
続きを読む2016年10月 木簡にはさまざまな形のものがあります。中でも、え!、これも木簡?、と思わせる代表格は、軸の木簡(写真1左)でしょう。どこに文字があるか、おわかりでしょうか? 円柱状に加工された白木の軸で、文字は両端の直径20㎜足らず(この木簡はまだ太い方)の木口(こぐち)に書かれてい...
続きを読む「奈文研ニュースNo.62」(NABUNKEN NEWS No.62)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18360 目次 ・キトラ古墳壁画体験館四神の館(キトラ古墳壁画保存管理施設)の開館(玉田 芳英)...
続きを読む大阪府貝塚市の文化財調査報告書を公開しています。 貝塚寺内町遺跡、加治・神前・畠中遺跡等の調査報告書があります。 ・貝塚寺内町遺跡 http://sitereports.nabunken.go.jp/17610 ・加治・神前・畠中遺跡発掘調...
続きを読む大阪府文化財調査研究センターの文化財調査報告書を公開しています。 大坂城址(難波宮跡)、田須谷古墳群等の調査報告書があります。 ・大坂城址(難波宮跡) http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/17493 ・田須谷古墳群 h...
続きを読む平成28年10月2日(日)、藤原宮朝堂院朝庭の発掘調査(飛鳥藤原第189次調査)の現地説明会を開催しました。当日は1,315名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部考古第二研究室 大澤正吾 コメント --> ...
続きを読む大阪府大東市の文化財調査報告書を公開しています。 飯盛山城遺跡、平野屋新田会所跡等の調査報告書があります。 ・飯盛山城遺跡測量調査報告書 http://sitereports.nabunken.go.jp/17462 ・平野屋新田会所跡 http://si...
続きを読む大阪府寝屋川市の文化財調査報告書を公開しています。 高宮廃寺、石宝殿古墳等の調査報告書があります。 ・高宮廃寺 http://sitereports.nabunken.go.jp/17398 ・石宝殿古墳 http://sitereports.nabunke...
続きを読むうろこ雲がたなびく季節になりました。9月は雨の日が続き、あいにく天候には恵まれず青空を見上げる機会も少なかったのではないでしょうか。 そんな中、貴重な晴れ間を見つけて、秋の気配が濃厚になってきた平城宮跡を歩いてみました。 今回は秋を象徴する草花をご紹介したいと思います。 平城宮跡資...
続きを読む各地の遺跡や文化財に関するイベント情報を確認できる機能を2016年9月26日に公開しました。 開催地(県ごと)に表示できる機能があります。 >>全国 の開催中と今後のイベント(http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/event...
続きを読む遠方の国々からも運搬 奈良時代には、税金としてさまざまな物品が、地方から平城宮に運ばれました。青灰色をした硬い焼き物である須恵器も、その一つです。「延喜式」によると、須恵器を納税していたのは、摂津・和泉・近江・美濃・播磨・備前・讃岐・筑前の国々でした。 筑前(現在の福岡県)の須恵器は、大宰府...
続きを読む大阪府松原市の文化財調査報告書を公開しています。 大和川・今池遺跡等の調査報告書があります。 ・難波大道 http://sitereports.nabunken.go.jp/17317 ・大和川・今池遺跡 http://sitereports.nabun...
続きを読む大阪府羽曳野市の文化財調査報告書を公開しています。 古市遺跡群等の調査報告書があります。 ・古市遺跡群 http://sitereports.nabunken.go.jp/17333 >>大阪府羽曳野市 - 報告書一覧 http://site...
続きを読む2016年9月 平城宮の東側には奈良時代の役所の区画が南北に連なっていた地区があります。平城宮跡東方官衙地区と呼んでいるこの範囲のうち中央よりやや南の区画を2008年12月から2009年2月にかけて発掘調査したところ、大きな楕円形の土坑が見つかりました。この土坑は東西約11m、南北約7mの大きさ...
続きを読む雄大な「盾列」残る一端 奈良盆地の北側を限る平城山(ならやま)は、標高90~100メートルほどのなだらかな丘陵です。その南斜面には、4世紀後半から5世紀中頃にかけて、数多くの古墳が築かれました。佐紀盾列(さきたたなみ)古墳群と呼ばれる全国有数の古墳群で、墳丘の長さが200メートルを超える巨大な前...
続きを読む『奈良文化財研究所紀要2013』(Bulletin of National Research Institute for Cultural Properties, Nara)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publi...
続きを読む9月17日夕刻、恒例となりました東院庭園での秋の催し、東院庭園観月会を開催いたしました。 本年は満月にあわせての開催となり、あいにくの曇り空にも関わらず、時折姿を見せる満月を背景に、奈良時代の東院庭園で行われた宴の様子を再現し、約150名のお客様には、当時の食事と飲み物を合わせて楽しんでい...
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