昨年度に開催しました文化的景観研究集会(第7回)の報告書を7月末に刊行しました。
奈良文化財研究所景観研究室では、文化的景観研究集会で得られた様々な視点や学びを踏まえ、今後も学としての文化的景観の議論を深めていく基盤としての役割を担いたいと考えています。
その一環として、2016年3月に刊行しました『地域のみかた-文化的景観学のすすめ』を第1冊とした[文化的景観スタディーズ]というシリーズのもと、本書を[文化的景観スタディーズ02]と位置づけました。
これらに引き続き、同シリーズとして、文化的景観に取り組む地域を取り上げた事例編をまとめてく予定です。
【目次】
はじめに
目次
地域が生きつづけていくとは
RESEARCH
01 絡みあう文化多様性と生物多様性
02 都市近郊での自然の使い方
03 たたら製鉄が生み出した風景の関係性
04 四万十川流域におけるテナガエビ類の意味
05 芸北せどやま再生事業を通じた里山景観の保全
DISCUSSION
総合討議
-過去からのつながりのなかにある現在
-変化を考えるためのモニタリング
-変化しつつ変わらない、環境のあり方と地域の価値
-「半生」ですすめる
POSTERS
ポスターセッション発表一覧
学術研究部門
地域計画部門
地域活動部門
ARCHIVES
シンポジウム
エクスカーション
文化的景観研究集会(第7回) プログラム
文化的景観研究集会の開催実績
景観研究室刊行物一覧
おわりに