なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

全国遺跡報告総覧:京都橘大学 の刊行物を公開

全国遺跡報告総覧:京都橘大学 の刊行物を公開

京都橘大学 の刊行物を公開しています。   『牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯跡』『田口山弥生時代遺跡・山科本願寺跡土塁・山越古墳群・鹿谷古墳群大市支群』等の刊行物があります。     ・牧野車塚古墳・禁野車塚古墳・宮道古墳・大宅廃寺瓦窯...

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全国遺跡報告総覧:シンポジウム予稿集と当日資料・パネルディスカッション内容を公開

全国遺跡報告総覧:シンポジウム予稿集と当日資料・パネルディスカッション内容を公開

2016年11月28日に実施した全国遺跡報告総覧シンポジウム 「文化遺産の記録をすべての人々へ!―全国遺跡報告総覧のメリットと公開までのハードル―」の予稿集と当日資料・パネルディスカッション発言録を公開しました。   >>シンポジウム予稿集 http://sitereport...

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(157)キトラ古墳 四神の館の展示

(157)キトラ古墳 四神の館の展示

キトラ古墳 四神の館の展示 石室模型や土層標本  この秋、キトラ古墳(明日香村)を中心とした国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区が開園し、その中心施設として「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」もオープンしました。今回はその展示についてご紹介します。  四神の館には、公園を整備した国土交通省...

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「奈文研ニュースNo.63」

「奈文研ニュースNo.63」

「奈文研ニュースNo.63」(NABUNKEN NEWS No.63)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18960 目次 ・2016年熊本地震により被災した文化財のレスキューと装飾古墳の被害調査(高妻 ...

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甘樫丘の穀物倉庫?

甘樫丘の穀物倉庫?

2017年1月   私たちが普段遺跡を発掘していると、土器や瓦、石器、金属器、あるいは木器などの遺物が見つかることは、皆さんご承知の通りです。これらの遺物は肉眼でも目に付きやすいので、現場において出土位置や層位を記録して回収します。ところが、こうした遺物以外にも、目につきにくい微細な遺物から、...

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(156)復原と復元の違い

(156)復原と復元の違い

改造前に戻すか 新築か  「ふくげん」された平城宮(奈良市)の大極殿。今回は、この「ふくげん」という言葉について考えたいと思います。  この言葉の誕生は近代で、比較的若い言葉です。でも、ひとことに「ふくげん」といっても意味の範囲は広く、漢字も「復元」と「復原」の二つがあります。辞書では、どちらも...

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全国遺跡報告総覧:神奈川県考古学会 の刊行物を公開

全国遺跡報告総覧:神奈川県考古学会 の刊行物を公開

神奈川県考古学会 の刊行物を公開しています。   考古論叢 神奈河や考古学講座等の刊行物があります。     ・考古論叢 神奈河 第11集 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18861   ・第8回考古...

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全国遺跡報告総覧:兵庫県教育委員会 の文化財調査報告書を公開

全国遺跡報告総覧:兵庫県教育委員会 の文化財調査報告書を公開

兵庫県教育委員会 の文化財調査報告書を公開しています。   袴挟遺跡、明石城跡、安倉南遺跡等の報告書があります。     ・袴狭遺跡 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18828   ・明石城跡 htt...

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(155)地下の正倉院展より

(155)地下の正倉院展より

木簡 形からも読み解く  木簡の実物を見たことがありますか? 木簡にはさまざまな形状があります。切り込みがあったり、先端が尖(とが)っていたり、円柱状だったり……。書かれている文字はもちろん大事ですが、形から得られる情報も、木簡を理解する上で重要です。  古代の役人の...

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霧の平城宮跡

霧の平城宮跡

 師走の早朝、平城宮跡は濃い霧に覆われました。  建造物や自然をつつみこむ霧の中に佇むと、普段目にしている情景とはまるでかけ離れた、まるで異世界の扉が開いたかのような錯覚を覚えました。  濃い霧の向こう側に、1300年余の時を経て古代人たちの足音が聞こえてくるかのような、そんな幻想的な朝の情...

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古写真・発掘のススメ

古写真・発掘のススメ

2016年12月   みなさんのお宅には古~い写真が眠っていませんか?  押し入れの奥底から、おじいさんとおばあさんの若かりし頃の写真が。あるいは何でもない近所の風景写真が。それはおそらく保存状態も良くない、古びた紙焼きされた写真たちでしょう。でも、もしそんな写真が出てきたら、今一度よく観察...

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(154)古代の灯明油

(154)古代の灯明油

ほとんどが胡麻油  秋分が過ぎ、日が落ちるのもだんだん早くなってきました。暗い室内などで読み書きをするには、照明が必要です。ガスや電気が普及するまで、照明には油が欠かせませんでした。  平城京の役所では、土器の皿に油を注ぎ、麻布などを芯にして火を灯(とも)し、明かりをとっていました。  古代の...

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SMAP

SMAP

2016年12月   Site(遺跡) 奈文研が恒常的に調査研究をしている遺跡は、平城宮・京跡と藤原宮跡、それに飛鳥の諸遺跡です。いずれも飛鳥時代から奈良時代の遺跡で、文献記録が残されています。発掘成果と文献記録は車の両輪。互いに補い合って、さまざまな画期的成果をあげてきました。明日香村の飛鳥...

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平城宮跡資料館平成28年度秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界―役人の勤務評価と昇進―」パンフレット

平城宮跡資料館平成28年度秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界―役人の勤務評価と昇進―」パンフレット

平城宮跡資料館平成28年度秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界―役人の勤務評価と昇進―」パンフレット を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/18606   ごあいさつ プ...

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平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界―役人の勤務評価と昇進―」第1~3期解説シート

平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界―役人の勤務評価と昇進―」第1~3期解説シート

平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展 式部省木簡の世界」第1~3期解説シート を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 第1期:https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18607 第2期:https://sitereports.nabunke...

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全国遺跡報告総覧:佐賀県教育委員会文化財課 の文化財調査報告書を公開開始

全国遺跡報告総覧:佐賀県教育委員会文化財課 の文化財調査報告書を公開開始

佐賀県教育委員会文化財課 の文化財調査報告書を公開しています。   吉野ヶ里遺跡、特別史跡名護屋城跡並びに陣跡等の報告書があります。     ・吉野ヶ里遺跡 : 平成11年度~12年度の発掘調査の概要 http://sitereports.nabunken...

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(153)万葉集の漢字のなぞなぞ

(153)万葉集の漢字のなぞなぞ

文字遊び 歌に忍ばせて  〽ぶんぶんぶん ハチがとぶ~♪  万葉集の中に「蜂音」と書かれた歌があります(二九九一番歌)。でも、蜂は登場しないし、「ハチオト」と読んでも音数に合いません。一体、この2文字はどう読むのでしょうか。  そのヒントは、最初の蜂の歌にあります。ぶんぶんぶんの「ブ」です。蜂...

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全国遺跡報告総覧:北海道奥尻町 の文化財調査報告書を公開開始

全国遺跡報告総覧:北海道奥尻町 の文化財調査報告書を公開開始

北海道奥尻町 の文化財調査報告書を公開しています。   青苗貝塚、奥尻島松江遺跡等の報告書があります。   ・青苗貝塚における骨角器と動物遺体 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/18295   ・奥尻島松江遺跡 h...

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銀色に輝くオギ原

銀色に輝くオギ原

 樹木の葉が色付き始める季節、無数のオギ(荻)が一斉に穂を出して輝き始めました。  平城宮跡にはオギの群落地が複数存在します。朱雀門の北側、東院庭園の西側では大規模な群落が形成されています。  オギは和歌集に詠まれた古い歴史をもつ植物です。万葉集に登場する秋の情景が色濃く詠まれた1首をご紹介...

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第8回東京講演会『飛鳥むかしむかし』を開催

第8回東京講演会『飛鳥むかしむかし』を開催

 去る、11月13日(日)に東京の一橋講堂にて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催している東京講演会を開催いたしました。  今回は、朝日新聞出版社から先日出版された『飛鳥むかしむかし』(朝日選書949・950)の発刊を記念して、『飛鳥むかしむかし』と題し...

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