秋田県大館市 の文化財調査報告書を公開しています。 北秋田郡田代町山田字柏木岱縄文期竪穴群続縄文期配石土壙、大館市矢立廃寺等の報告書があります。 ・北秋田郡田代町山田字柏木岱縄文期竪穴群続縄文期配石土壙 http://sitereports.n...
続きを読む幢幡遺構 8年越しに証明 「続日本紀(しょくにほんぎ)」には、大宝元年(701年)の元日に烏形(うぎょう)、日月、四神の7本の幢幡(どうばん)(儀式を飾る旗竿(ざお))を立てて朝賀(ちょうが)(年始の儀式)を行ったという有名な記事があります。2016年の藤原宮(橿原市)の調査で、この7本の幢幡を...
続きを読む2017年3月 景観研究室では、北山杉の里である京都市北区中川北山町(中川地域)を舞台に、平成26年より受託事業として「北山杉の林業景観」の調査研究をおこなっています。 調査研究の一環で、小型無人航空機(通称:ドローン)による空撮を実施しています。上空から北山杉の林業景観を眺めてみると...
続きを読む平城宮跡資料館東の梅林の開花状況をお知らせいたします。 3月初旬は寒さが和らぎ暖かい気候に恵まれたため、ほぼ満開に近い状態となっております。 梅と大極殿 ...
続きを読む2017年3月 2016年夏、藤原宮大極殿院の南門の前から、大宝元年(701)の元日朝賀の儀式で立てられた7本の幢幡(どうばん)の遺構が見つかりました。『続日本紀』はその儀式の様子を次のように伝えています。 「天皇、大極殿に御(おは)しまして朝(ちょう)を受けたまふ。その儀、正門に烏形(うけい...
続きを読む平城宮跡資料館東の梅林の開花状況をお知らせいたします。 全体的に三分~五分咲きです。 梅の芳香に誘われて、メジロたちが蜜を求めて枝から枝へと飛び回っています。 早春の平城宮跡にぜひお越しください。 紅梅 ...
続きを読む「デジタルコンテンツを用いた遺跡の活用― 平成27年度遺跡整備・活用研究集会報告書―」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/19021 目次 開催概要 Ⅰ 講演・研究報告 ...
続きを読む平城宮跡資料館東の梅林の開花状況をお知らせいたします。 本日は午後から気温が上昇し、春の陽気を感じられる一日となりました。 先週は積雪の中でじっと春の訪れを待っていた梅に、春の日差しが降り注ぎつぼみが嬉しそうに開花しています。 これから開花状況を順次お知らせいたしますので、ぜひ平城...
続きを読む平成29年2月10日(金)より、ウマ骨格図譜のデータを刷新するとともに、ヒト骨格図譜に男女の頭骨と骨盤、性差の解説文を追加しました。馬の骨格図譜は、遺跡から出土するほとんどの馬骨に対応できるよう、部位を大幅に増加してあります。 また、ヒトの性差にかんする解説文には、解説を読みながら確認でき...
続きを読むこのたび、飛鳥資料館では、飛鳥資料館と奈良文化財研究所の新しいグッズを作りました! 2月1日(水)から、飛鳥資料館ミュージアムショップとオンラインショップ、 平城宮跡資料館ミュージアムショップで販売しています! 飛鳥ファンの方にも、考古学ファンの方にも、雑貨ファンの方にもお楽しみいただける、 これま...
続きを読む「壊さず、触らず」状態調査 キトラ古墳(明日香村)の壁画は1143片に分けて石室から取り外されました。カビの除去と強化処置、そして各壁面単位での再構成が行われ、「四神(しじん)の館」で保管・公開されることになりました。 四神の館での保管上の注意点は前回(159回)にご紹介しました。一方、壁画...
続きを読む平成29年1月28日(土)、藤原宮大極殿院の発掘調査(飛鳥藤原第190次調査)の現地説明会を開催しました。 当日は497名の方にご参加いただきました。 発表資料はこちらです。 >>電子公開ページ 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 和田 一之輔 現地説明会...
続きを読む2017 年2月3日(金)より世界最大の書誌データベースであるWorldCatとデータ連携を開始しました。 WorldCatの検索結果画面から奈良文化財研究所の全国遺跡報告総覧に画面遷移し、収録する発掘調査報告書の PDF をダウンロードできるようになります。 海外の方により手軽に情報アクセ...
続きを読むキトラ古墳・四神の館 壁画 細心の注意で保存 前々回(157回)は明日香村の「キトラ古墳壁画体験館 四神(しじん)の館」の公開エリアを紹介しました。今回はその舞台裏、壁画と出土遺物の保存管理施設を紹介します。 2010年に石室から取り外されたキトラ古墳の壁画は、修理施設で壁面ごとに再構成され...
続きを読む酔胡王のモデル どっち? 奈良文化財研究所・平城宮跡資料館(奈良市)の秋期特別展「地下の正倉院展」では、「破斯清道」という人名が読み取れる木簡が展示されて話題になりました。「破斯」がペルシャを表す「波斯」と同じなら、ペルシャ人が平城宮で働いていたことを示す重要な資料となります。 ペルシ...
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