なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

奈良文化財研究所年報1995~1996

奈良文化財研究所年報1995~1996

奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...

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平城宮跡に咲く樹木の花

平城宮跡に咲く樹木の花

5月も下旬となり平城宮跡は緑一色、新緑の季節をむかえています。 その緑のなかに、色鮮やかな花を咲かせている樹木たちをご紹介しましょう。 平城宮跡資料館に隣接する梅林の北側には、シャリンバイとトベラの生垣があります。 シャリンバイ(車輪梅)という名前は、枝が一箇所から車輪状に出ており、梅の花...

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(96)平城宮を囲む大垣の構造

(96)平城宮を囲む大垣の構造

「版築」で増える労力  「宮垣未(いま)だ、ならず」  平城京遷都から1年半ほど経ても、平城宮を取り囲む大垣と呼ばれる塀がまだできないことを記した和銅4年(711年)9月のことばです。ため息すら聞こえてきそうです。  平城宮に先立つ藤原宮にも、大垣は巡っていました。その総延長は約3・...

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奈良文化財研究所年報1992~1994

奈良文化財研究所年報1992~1994

奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...

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どっちが近道?

どっちが近道?

2015年5月  「こっちが近道だよ」  「いやいや、こっちの方が近道だよ」 こういう議論をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?  どちらのルートが近道なのか...普通は歩いてみるまでわかりませんが、最近はコンピューターを用いることで、ある程度の答えを導き出せるようになっています。 ...

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奈良文化財研究所年報1989~1991

奈良文化財研究所年報1989~1991

奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...

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(95)紙と木の使い分け

(95)紙と木の使い分け

輸送や保管 特性生かす  墨で文字が書かれた木片を木簡と呼びますが、なぜ紙のほかに木簡が使われたのでしょうか。  木は紙に比べると丈夫で、雨にも強く、何回も削って修正・再利用できるという長所があります。  この特性を生かして、荷物を保管したり輸送する時に、付け札や荷札として木簡が使われました。...

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「文化的景観学」検討会の開催

「文化的景観学」検討会の開催

「文化的景観」はまだまだ若い概念であり、研究・実践両面において十分な蓄積があるとはいえません。そのため、各地の実践(取組)を支えられる考え方の基盤(「学」)が求められています。   そこで、景観研究室では、分野を横断して文化的景観の論じる視点を体系化させ、「文化的景観学」として理解することを目的に...

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奈良文化財研究所年報1986~1988

奈良文化財研究所年報1986~1988

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(94)遺跡の年代決定法

(94)遺跡の年代決定法

難解なパズル 四苦八苦  「奈良時代の遺跡です」「3時期の建物跡が見つかりました」……。さて、発掘調査では遺跡の年代をどのように決めているのでしょうか。  まず、遺跡には何重もの土の層、「土層」があります。自然に堆積した土層では、下の層ほど古いという地層の法則がありま...

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庭園の記録

庭園の記録

2015年5月  庭園は、石・草木・水をはじめとする様々な自然の素材が土地と一体となって構成される文化財であり、草木の成長や風雨による浸食などにより刻々と変化することを宿命としています。庭園の魅力が、季節や気象条件によって様々な姿を見せてくれるように、「変化すること」は庭園の価値そのものです。一方で...

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(93)平城京の住民とお金

(93)平城京の住民とお金

貸し借り 様々な事情  平城京の住民にとって、お金はとても身近なものでした。お金で買い物をし、お金で税を納め、そして、お金の貸し借りも行われていました。  正倉院には、奈良時代の借金の証文が数多く残っています。借りたのは写経生たち。貸したのは、彼らの勤め先である造東大寺司の写経所です。金額はさま...

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奈良文化財研究所年報1983~1985

奈良文化財研究所年報1983~1985

奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...

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平城宮跡資料館周辺を歩く

平城宮跡資料館周辺を歩く

 平城宮跡資料館の駐車場から奈文研仮庁舎まで歩く道すがら、出会える植物たちをご紹介いたします。  駐車場入口ではカエデの木がお出迎えしてくれ、ヒラドツツジの生垣の中にヤマブキが咲いています。  ヒラドツツジの生垣は平城宮跡周辺に多数見ることができます。今はまだ咲き始めですが、朱、桃、白、紫の...

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(92)日本の都と新羅の都

(92)日本の都と新羅の都

「リフォーム」か「新築」か  みなさんは「都城」というと、どのようなかたちを想像しますか。藤原京、平城京、平安京、日本の古代の都はどれも四角いかたちをしています。  このようなかたちは中国の都をまねたもので、日本だけでなく中国周辺の国々に広く採用されました。これはかたちだけでなく、律令という法律...

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奈良文化財研究所年報1976~1982

奈良文化財研究所年報1976~1982

奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...

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「平城宮跡資料館2015年度展示カレンダー」

「平城宮跡資料館2015年度展示カレンダー」

「平城宮跡資料館2015年度展示カレンダー」を公開しました。 PDFで閲覧いただけます。ダウンロードしてぜひご利用ください。 https://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/3025 ...

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埋蔵文化財ニュースNo.160

埋蔵文化財ニュースNo.160

埋蔵文化財ニュースNo.160(CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/maibunnews.html ...

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オカシル連続講座2014(第5回)のご報告

オカシル連続講座2014(第5回)のご報告

オカシル連続講座2014(第5回)が、3月22日(日)、 kokoka京都市国際交流会館の特別会議室で行われました。 テーマは「緑が語る、地域の本来と将来~京都岡崎の文化的景観②」です。   現在の岡崎地域(京都市左京区)は緑にあふれ、 その間をぬうように琵琶湖疏水や白川が流れてい...

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箸を使う

箸を使う

2015年4月  最近、我が家では子どもが箸の使い方を練習しています。まだ慣れないため、上手に食べ物を掴むことができず、イライラしておかずを突き刺したり、あきらめて手づかみで食べたりしています。  現代の日本では、箸を使ってご飯やおかずを口に運ぶ食べ方が普通ですが、この習慣はいつからなのでしょうか?...

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