埋蔵文化財ニュースNo.160(CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/maibunnews.html ...
続きを読むオカシル連続講座2014(第5回)が、3月22日(日)、 kokoka京都市国際交流会館の特別会議室で行われました。 テーマは「緑が語る、地域の本来と将来~京都岡崎の文化的景観②」です。 現在の岡崎地域(京都市左京区)は緑にあふれ、 その間をぬうように琵琶湖疏水や白川が流れてい...
続きを読む「奈文研ニュースNo.56」(NABUNKEN NEWS No.56)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/nabunkennews.html 目次 ・西トップ遺跡の保存と修復(杉山 洋・佐藤 由似) ・...
続きを読む有力氏族 天皇動かした? 今日の私たちにとって、首都の移転は縁のないことのように思えます。ところが、奈良時代には5年間に4回も都が移った時期がありました。 740年、聖武天皇は平城宮を離れ、恭仁宮(京都府木津川市)に遷都しました。しかし、恭仁京の完成を待たず744年には難波宮(大阪市)、翌7...
続きを読む3月に景観研究室で刊行しましたWorld Heritage Papers vol.26日本語版『世界遺産の文化的景観−保全・管理のためのハンドブック』のPDF版がUNESCO世界遺産センターウェブサイトでも公開されました。 http://whc.unesco.org/en/series/26/...
続きを読む平城宮跡(2015年4月2日現在)の桜の開花状況をお知らせいたします。 佐伯門から第一次大極殿院への桜並木は、まだ咲き始めの桜が多く、来週も楽しめそうです。 明日から週末にかけてお天気が下り坂の予報ですので、青空の下でお花見ができるのは今週は最後かもしれませんね。 佐伯門周辺 まだ咲き始めの桜も...
続きを読む高級品の密閉重宝 漆器は日本を代表する優れた工芸品のひとつです。漆の利用は縄文時代に始まり、接着剤や塗料として長く使用されてきました。 古代になると、仏教文化の広がりとともに、美しく光沢のある漆の需要が高まり、漆は次第に入手困難な高級品となりました。このため、政府は全国に漆の栽培を奨励し、漆...
続きを読む2015年4月 「黒い虫みたいなのが出た!」 2012年6月のある日、奈文研の木器整理室で聞こえた一言です。2009年冬、平城宮東方官衙の調査で、大きなゴミ穴や糞便遺構(ウンチがたまった穴)が見つかりました。その土をコンテナ2800箱分持ち帰り、2015年になった今も木簡などを見つける水洗選別作業...
続きを読む平城宮跡(2015年3月30日現在)の桜の開花状況をお知らせいたします 全体的に咲き始めの状態です。 今日は好天に恵まれ、青空の下でお昼ご飯を楽しむ人々で賑わっています。 遺構展示館周辺 遺構展示館周辺 第二次大極殿周辺 第二次大極殿周辺 東区朝堂院周辺 平城宮跡資料館周辺 お花見を楽しむ人々 鴨 ...
続きを読む平城宮跡(2015年3月26日現在)の桜の開花状況をお知らせいたします。 花冷えから一転、明日からは春の陽気となり一気に桜の開花が見られることでしょう。 第二次大極殿周辺 ...
続きを読む碁盤の目に条・坊・坪 現代の私たちの住所は市町村名と丁番号の数字で表記されます。平城京の時代はどうだったのでしょう。碁盤の目状に区画された平城京では、「条」「坊」「坪」の数字で場所を表示できました。 平城京では東西・南北方向の大路を約530メートルの等間隔の方眼上に配置していました。東西方向...
続きを読む春分の日が過ぎ、全国各地の桜の開花ニュースが聞かれるようになりましたね。 平城宮跡の桜も先週の暖かさでつぼみが一気にふくらみ始め、ピンクの花弁がお目見えしています。 平城宮跡資料館東(2015年3月24日) 乙女椿(2015年3月20日) 乙女椿(2015年3月20日) 乙女椿とつくし(2015...
続きを読む古代の地域交流映し出す 美しい蓮華(れんげ)文や唐草文で飾られた軒丸瓦や軒平瓦。これらの文様は、型に粘土を詰めて作ります。型を使うと、同じ文様の瓦を大量生産できるのです。軒瓦の型を「笵(はん)」といい、同じ笵で作った瓦を「同笵瓦」と呼びます。 一見同じ文様に見えても、同笵瓦とは限りません。同...
続きを読む2015年3月 春日野にたたずむこの建物、先々代の奈文研本庁舎です。奈文研が設立された昭和27年(1952)から、一昨年まで本庁舎としていた旧県立医科大学附属奈良病院の建物に移転した昭和55年まで庁舎としていました。昭和58年には重要文化財に指定され、現在も奈良国立博物館の仏教美術資料研究センター...
続きを読む景観研究室では、2011年度より「文化的景観およびその保存・活用に関する調査・研究」の一環として、諸外国との比較研究を行っています。その一環として、World Heritage Papers vol.26 "World Heritage Cultural Landscapes: A Handboo...
続きを読む平城宮跡内の梅林の開花状況をお知らせいたします。 平城宮跡資料館東の梅林は、五分咲きです。 東院庭園前にはとても濃い色合いの紅梅があります。こちらはほぼ満開で今が見頃となっています。 今週は寒の戻りがあり厳しい寒さが続きましたね。週末からは気温も上昇し、来週にはきっと満開を迎えることでしょ...
続きを読む3万年前の眠る遺跡 みなさんは奈良盆地にいつごろから人が住み始めたのか知っていますか? それは平城京が造られるはるか昔、3万年以上も前の旧石器時代です。なぜこの時代に人が住んでいたことが分かったのでしょう。それは、約3万年前の姶良火山(今の鹿児島湾北部)の大噴火によって降り注いだ火山灰層の下...
続きを読む「計画の意義と方法 ~計画は何のために策定し、どのように実施するのか?~ 平成25年度 遺跡整備・景観合同研究集会報告書」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16699 目次 凡...
続きを読む「山崎香辛料財団研究助成 成果報告書 香辛料利用からみた古代日本の食文化の生成に関する研究」 を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16696 目次 1.序 文 2...
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