「カンボジア王国アンコール遺跡群・西トップ寺院遺跡保全プロジェクト ニューズレター」を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/angkor-newsletter.html 奈良文化財研...
続きを読む奈良文化財研究所 「東アジアにおける理想郷と庭園-「東アジアにおける理想郷と庭園に関する国際研究会」報告書-」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/16671 目次 Ⅰ.研究会の成果 「東アジアにお...
続きを読む表に出ないひと工夫 長いアゴ、短いアゴ。人の顔の話ではありません。私たち奈文研の研究員は、瓦の文様がある部分を顔と呼んでいます。これに対してアゴ(顎)は、軒平瓦の裏面にある段差のこと。文様をつける顔の部分を幅広くとるために粘土をつぎ足すなどして作ったもので、横からみると人でいう顔と顎の関係になっ...
続きを読む時代ごとに増す迫力 p> お寺や古い建物の屋根を見上げた時に、恐ろしい形相の鬼瓦と目が合ってどっきりしたことはないですか。突き出た角に見開いた目、大きな口から覗(のぞ)く鋭い牙、その表情は迫力満点で、いかにも災いから建物を守ってくれそうです。 鬼瓦は明日香村の奥山久米寺や豊浦寺など、7世紀前...
続きを読む平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展-木簡を科学する-」第2期解説シート を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 http://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/2347 木簡と探査 4東方官衙大土坑...
続きを読む2014年11月 平城宮跡ならではの風景とは?と聞かれるとさまざまな風景が頭に浮かぶかと思います。そのひとつに平城宮跡を横切る近鉄奈良線の風景をあげる方も多くいるのではないでしょうか。私も初めて奈良を訪れた時、大和西大寺駅を出発して突然外の様子が変わり、車窓越しに平城宮跡がのびやかに広がる風景...
続きを読む「奈良文化財研究所 概要2014」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/gaiyo.html 目次 1.表紙、目次、正誤表など 2.研究所の役割と組織 3.研究所の施設 4.トピックス 5.2013年度事...
続きを読む基壇内部に免震装置 平城宮にそびえ立つ第一次大極殿、この連載にもなんども登場しおなじみですよね。その復元にあたっては、発掘調査の成果や、現存する古代の建築、さらには歴史資料などに基づいて、研究員が議論を積み重ね、古代の姿を描くことができました。 しかし、実際に建物として復元するためには、もう一つ...
続きを読む去る、10月25日(土)に東京の有楽町朝日ホールにて、奈文研の日頃の活動や調査研究成果を広く東京の皆様に紹介するため毎年秋に開催し、今回は『遺跡の年代を測るものさしと奈文研』と題して、奈文研が古代の遺跡や遺物の年代を測る「ものさし」を作るために、土器・瓦・木簡などの研究を互いにどのように補完し...
続きを読む平城宮跡資料館秋期特別展「地下の正倉院展-木簡を科学する-」第1期解説シート を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 http://repository.nabunken.go.jp/dspace/handle/11177/2333 木簡と探査 1東方官衙大土坑...
続きを読む横着が生んだ かなとカナ 左の木簡の写真、漢字に交じってカタカナの「ア」や「マ」のような字がみえますね(矢印部分)。でもこれはカタカナではありません。「部」という漢字を省略した文字なのです。 古代人の名前は、左の木簡に書かれた物部(もののべ)や漆部(ぬりべ)、日下部(くさかべ)のように、〇〇...
続きを読む50年で登録 広がるすそ野 トン、トン、トン。 奈良の薬師寺には、連日、東塔の解体修理の槌(つち)音がひびいています。奈良時代に建てられた東塔は千二百数十歳。各時代の人々が大切に守り続け、現在は日本を代表する文化財建造物として国宝に指定されています。 ところで、建造物は何年たつと文化財に...
続きを読む埋蔵文化財ニュースNo.47~48,52~58,60~61 (CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/mai...
続きを読む埋蔵文化財ニュースNo.10,28,31,34,35,41,42,44 (CAO NEWS Centre for Archaeological Operations)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicati...
続きを読む漢字のみ和歌に遊び心 古代の「うた」には、漢詩と和歌の2種類がありました。前回は漢詩のお話をしましたので、今回は和歌について考えてみましょう。 和歌とは「やまとうた」のことで、五・七・五・七・七と句をつらね、31音でつづった短歌に代表されます。その歴史は古く、飛鳥・奈良時代の和歌を集めた『万...
続きを読む漢詩 国越え通じる思い 古代の「うた」には、漢詩と和歌の2種類がありました。このうち今回は皆さんにあまりなじみのない漢詩について考えてみましょう。 わが国では、7世紀後半から漢詩が作られるようになったと言われています。明日香村の飛鳥池工房遺跡からは、漢詩が書かれた7世紀後半の木簡が出土してい...
続きを読む2015年度研修課程一覧を公開しました。 https://www.nabunken.go.jp/fukyu/kensyu.html 奈良文化財研究所では、埋蔵文化財の保護・活用を推進し、国民に対するサービスの向上をはかるため、地方公共団体等の埋蔵文化財担当職員の資質向上を目的...
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