薬師寺瓜二つ 論争呼ぶ 7世紀の飛鳥と藤原京には、数多くの寺院がありました。ところが710年に都が平城京に遷(うつ)ると、寺院の一部も新都に移転しました。よく知られているのが薬師寺、大官大寺、飛鳥寺の三つの寺院です。これらの寺院はいずれも四大寺といわれた格の高い寺院でした。四大寺の中では川原寺だ...
続きを読む2015年8月 平城宮の北側には、大型の前方後円墳が多数存在しています。これらは「佐紀盾列古墳群」と呼ばれ、概ね4世紀後半から5世紀中頃にかけて築造されたと考えられています。奈良時代の人々も、これらの古墳を日常的に眺めていたと思われますが、当時の人々はこれらの古墳にどのような想いを抱いてい...
続きを読むしばらくの間、データ登録を停止しておりましたが、本日2015年8月3日より参加自治体(自治体直接参加モデル)による登録を再開しました。 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja ...
続きを読む景観研究室では、文化的景観資料集成第2集『文化的景観保存計画の概要(Ⅱ)』を刊行しました。本シリーズは、景観研究室が継続的に進めている文化的景観の基礎的・体系的な調査研究に関する成果の一環として刊行しているものです。 今回刊行する第2集は、2010年3月に刊行した文化的景観資料集成第1集『文化...
続きを読む「文化的景観資料集成 第2集 文化的景観保存計画の概要(Ⅱ)」を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/org/bunka/land-material.html 表紙 ...
続きを読む5年半こつこつ大事業 天平宝字8年(764年)9月、ときの権力者、藤原仲麻呂が反乱をおこしました。この反乱をしずめた称徳天皇は、乱で亡くなった人々を悼み、また国家の安泰を願って、百万基もの木製の三重小塔を作らせました。これが百万塔です。完成後に奈良やその周辺の10のお寺に10万基ずつ安置されまし...
続きを読む景観研究室では、2015年11月28日(土)〜29日(日)に文化的景観研究集会(第7回)「営みの基盤 –生態学からの文化的景観再考−」を開催いたします。 今回の研究集会では、人々の営みの基盤としての自然環境に着目し、それらをいかにして一連のものとして...
続きを読むよくあるご質問を集めたページを公開しました。 一般利用の方と自治体担当者の方向けです。 ・登録されている報告書に都道府県ごとに偏りがあるのはなぜですか。 ・古い報告書が登録されていないようですがなぜですか。 ・以前あった遺跡資料リポジトリとの違いはなんですか。 ・自機関で発行した報告書...
続きを読む巻物 板に書き写し みなさん、ゴールデンウィークはいかがでしたか? 今年は、秋にも大型連休がありますね。 過去のできごとを振り返るにも、今後の予定を立てるにも、あるいは、今日の日付の確認にも。カレンダーは、私たちの生活に欠かせません。 奈良の都においても、カレンダーは必需品でした。 ...
続きを読む全国遺跡報告総覧に奈良文化財研究所の刊行物を登録開始しました。 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja/list/29/J84604 ...
続きを読む上達目指し繰り返し 漢字練習が今週末の宿題、という人はいませんか? 古代の役人も皆さんに負けないぐらい、一生懸命漢字の練習をしていました。 以前、「難波津の歌」での手習いをご紹介しました。今回は同じ文字の「繰り返し練習」の紹介です。 写真の木簡では、ぎっしりと、同じような漢字を繰り返し練習し...
続きを読む全国遺跡報告総覧にはてなブックマーク、Google+、twitter、FacebookとのSNS連携ボタンを設置しました。 http://sitereports.nabunken.go.jp/ja ...
続きを読む政務と儀式 使い分け 大和西大寺駅から近鉄奈良駅へ向かう電車に揺られていると、左手の遠方に第一次大極殿が見えてきます。この建物は、2010年の平城遷都1300年を記念して奈良時代の姿に復元された平城宮を代表する建物です。 でも、「第一次」とはどういう意味でしょうか。「第二次」よりも前のものと...
続きを読む「奈文研ニュースNo.57」(NABUNKEN NEWS No.57)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/nabunkennews.html 目次 ・飛鳥資料館 開館40周年を迎えて(石橋 茂登) ・檜...
続きを読む「カンボジア王国アンコール遺跡群・西トップ寺院遺跡保全プロジェクト ニューズレター 10号・11号」を学術情報リポジトリで公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publication/angkor-newsletter.html ...
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