現在、飛鳥資料館では、夏の写真コンテストにむけて 作品を募集しております。
今回のテーマは「ひさかたの天―いにしえの飛鳥を想ふ」。
飛鳥地方の「そら」と歴史的な風物を写した写真を募集しています。
ところで、「飛鳥地方」とは、どこをさすのか、 戸惑われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
飛鳥とは、飛鳥川の東岸、現在の大字飛鳥・岡のあたりの狭い地域をさす場合や、
周辺の地域を含む場合など、いろいろな範囲があります。
当館の常設展パネル「飛鳥とは」にも解説がありますので
ぜひ写真撮影の合間にお立ち寄りいただき、ご覧ください。
一方、今回の写真コンテストの「飛鳥地方」は、
明日香村を中心として、橿原市・桜井市・高取町などの一部も含めた地域を想定しております。
大和三山や奥飛鳥、藤原京も対象にはいります。
昨年3月に当館が出版した写真集『飛鳥』には
過去の入賞作の撮影地をいれた地図が掲載されていますので
こちらも参考になると思います。
入梅後の飛鳥ではしっとりした景色が広がっております。飛鳥めぐりと撮影をお楽しみください。
皆様のご応募をお待ちしております。