祝『公益財団法人衣笠繊維研究所繊維学術賞』受賞 埋蔵文化財センター 赤田昌倫アソシエイトフェロー テーマ:『出土古代繊維に関する劣化研究』 研究内容 出土した繊維の中でも特に絹を対象とし、埋蔵環境下にあった絹がどのような劣化状態にあるのかについて調査研究をおこなった。その結果、出...
続きを読む飛鳥資料館ホームページにて、館内で配布中のリーフレットを公開しています。 英語・中国語(簡体・繁体)・韓国語版もあります。 ぜひ、ご活用ください。 ...
続きを読む平成18年以降、飛鳥資料館でキトラ古墳壁画の特別公開を開催してきましたが、このたび、初めて村外で壁画が公開されることになりました。 奈文研は、文化庁ほかとともにこの特別展を主催いたします。 【会 期】 2014年4月22日(火)~5月18日(日) ※休館日:月曜日(ただ...
続きを読む都の移転後 田畑に転用 遺跡は、なぜ地下に埋もれているのでしょうか。 埋まった理由は、様々です。洪水の土砂や、火山灰で埋まった遺跡もありますが、奈良市の平城宮跡や、橿原市の藤原宮跡は、別の理由で埋まりました。 理由の一つは、腐植土です。落ち葉や枯れ草などの植物が分解され、腐植土となって積...
続きを読む平成24年度に奈文研創立60周年を記念して、研究所の仕事を広く紹介する「探検!奈文研」を読売新聞奈良版に5回にわたって掲載し好評を博しました。 ここに掲載する「探検!奈文研」は、それに引き続いて平成25年4月から始まった連載第二弾で、奈文研の業務内容や、調査・研究を通して明らかになった平城...
続きを読む東日本大震災から3年。現在、被災各地では復興事業が進められ、 それに伴って多くの発掘調査がおこなわれています。 奈文研では、これまで実施してきた文化財レスキューに加え、 こうした復興調査の支援もおこなっています。 平城宮跡資...
続きを読む平城宮跡周辺の開花状況をお知らせいたします。 ほぼ満開を迎えていますが、一部遅咲きの品種もあります。(佐伯門周辺) 平城宮跡資料館前(2014年4月2日) 平城宮跡資料館前(2014年4月2日) 第二次大極殿院付近(2014年4月2日) 東区朝堂院付近(2014年4月2日) ...
続きを読む3月29日(土)、飛鳥資料館に集められていたキトラ古墳の壁画と出土品が、東京へ旅立ちました。厳重に梱包したうえで美術品専用のトラックに載せ、担当職員などが添乗しての運送です。 これらの文化財は、4月22日から東京国立博物館で開催される「キトラ古墳壁画」展(文化庁、東京国立博物館、奈...
続きを読む1983年の『チベットのモーツァルト』で宗教人類学者として鮮烈なデビューを飾った中沢新一氏であるが、氏の近年の関心はもっぱら縄文や古代といった過去に向けられているようである。そのなかでも本書は、もともと週刊誌に連載されていた記事をまとめたものなので、比較的気軽に手に取ることのできる読み物である...
続きを読む本書では、景観を考える上で「美しい」や「心地よい」などの抽象的な概念に対して、その理由を明らかにするために景観の物理的な要素に対して考察をおこなう。そして、漠然と人々が感じる抽象的概念の背景にある本質を継承することにより、現代社会でめまぐるしく変化する都市景観に対して、好ましい未来像の提案を試...
続きを読む近年、宇治や金沢の文化的景観にみられるように、日本国内において都市部の文化的景観保護の取り組みが活発化している。これまで文化財保護法における重要文化的景観に選定された多くの地域は、棚田をはじめとする農山漁村を中心とした文化的景観であったが、人々の暮らしと自然が調和したこれら文化的景観に比べ、混...
続きを読む監訳者の中越信和氏をはじめ、自然科学分野から文化的景観に関わるひとの多くは「 門にしている。なぜ植物学や動物学、また自然界での相互の関係を扱う生態学ではないのだろうか。そもそも景観生態学とは何なのだろうか。文化的景観と景観生態学、そこには「景観」という言葉の共通点以上の何らかの関係があるのかも...
続きを読む「文化的景観」という概念は、いまだ、日本では一般的とはいいがたい。その一因に、「景観」という語が指し示す内容の曖昧さがある。「景観」といわれて普通に想定するのは、物理的な眺めのことであろう。けれども、文化的景観は、物理的な眺めを形成するバックグラウンドとしての生業と生活に力点が置かれた概念と...
続きを読む平成26年度 飛鳥資料館 春期特別展の開催が決まりました。 https://www.nabunken.go.jp/asuka/kikaku/26.html ...
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