
【写真1】元素マッピング調査の様子 火災で焼け壊れ、本来の色を失った古代の仏像彩色をあきらかにするため、川原寺裏山遺跡で多量に出土した塑像断片(明日香村教育委員会所蔵)の科学的な調査をおこないました。 塑像とは、木製の芯に粘土を盛りつけてつくった像のことで、日本では飛鳥時代から奈良時代を中心に仏...
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去る、令和7年12月13日(土)に奈良文化財研究所特別講演会「尼寺造営-西隆寺跡出土木簡重要文化財指定記念-」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長が登壇者の紹介をかねて開会挨拶をおこなった後、文化庁文化財第一課佐藤文化財調査官による「「西隆寺跡出土木簡」の重要文化財指定に...
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奈良文化財研究所特別講演会「尼寺造営」レジュメを公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。https://sitereports.nabunken.go.jp/146067 目次 ・講演「西隆寺跡出土木簡」の重要文化財指定について 文化庁文化財第一課文化財調査官 佐藤 健治 ・講演 西...
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2025年12月17日、全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加しました。 【追加された3Dモデル例】 甲府城(甲府市) 一宮浅間神社(市川三郷町) 福井城(福井市) 増島城(飛騨市) 前島石丁場(西尾市) 駿府城(静岡市) 松山城(松山市) 鹿児島城(鹿児島市)...
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2025年12月12日9時時点で下記のデータベースへのアクセス障害が発生しております。 ・全国文化財総覧 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja ※現在、原因調査中です。復旧完了次第、再開いたします。 ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願い致します。...
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沖縄県を中心に戦争遺跡・軍事関連遺跡の遺跡抄録をデータ整備しました。 近代以降の軍事関連遺跡について2562件となりました。 軍事関連遺跡の分布(文化財総覧WebGIS) 全国文化財総覧 にて閲覧はこちら (史跡・遺跡種別:軍事(近代以降)) 文化財総覧WebGIS にて閲覧はこちら...
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本号では、国際博物館・美術館会議(ICOM-CC)保存部会の分科会「Metals」が3年に一度開催する国際会議「ICOM-CC Metal 2025」への参加報告をお届けします。2025年9月1日から5日に開催された本大会では、金属製文化財の保存科学および保存修復に関する最新の研究成果が多数発表さ...
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2025年11月1日(土)から3日(月・祝)まで、ならファミリーのらくだ広場でなぶんけんミュージアムを開催いたしました。この催しは今年9月に西隆寺出土木簡が重要文化財に指定されたことを記念し、まさに西隆寺木簡が出土した西隆寺=ならファミリーの地で、ワークショップ、西隆寺の遺跡をめぐるガイドツアー、...
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【画像1】目指せ全国制覇‼かりうち五畿七道令制国MAP 奈良文化財研究所では、2020年より古代の盤上遊戯「かりうち」で遊ぶことを通じて、古代の遺跡に親しんでもらうための取り組み、「かりうちプロジェクト」を進めています。 ▶かりうちプロジェクトWEBページhttps://www.nabunken...
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【画像1】平城宮跡資料館秋期特別展「ナラから平城へ-旧石器からはじまる3万年の歴史ー」チラシ 2025年10月18日(土)からはじまりました令和7年度平城宮跡資料館秋期特別展「ナラから平城へ-旧石器からはじまる3万年の歴史-」では、法華寺南遺跡から出土した、今から約3万年前の後期旧石器時代前...
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奈良文化財研究所 文化財情報研究室が、文化財総覧WebGISにて地理情報システム学会学会賞実践部門を受賞しました。 https://www.gisa-japan.org/awards/recipients.html...
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奈良文化財研究所飛鳥資料館は、令和7年11月4日(火)に開館50周年記念式典を挙行しました。 まず本中所長より式辞が述べられ、続いて、山下文化庁文化財鑑査官、島谷国立文化財機構理事長そして森川明日香村長よりご祝辞をいただきました。式典の後半では清野主任研究員が「飛鳥資料館の50年を振り返る」、福...
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奈良市北部にある近鉄西大寺駅の北口には、奈良時代の称徳天皇が造営した尼寺、西隆寺がありました。現在は、サンワシティ、ならファミリーのほか、銀行やテナントビルとなり、往時の姿を目にすることはできませんが、駅前の開発が始まった1971年(昭和46)以来、数度にわたる発掘調査の結果、西隆寺の伽藍がかなり...
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去る、令和7年10月25日(土)に奈良文化財研究所第133回公開講演会 平城宮跡資料館秋期特別展「ナラから平城(なら)へ-旧石器からはじまる3万年の歴史-」開催記念「奈文研の旧石器研究」を当研究所平城宮跡資料館講堂において開催しました。 本中所長の挨拶の後、加藤副所長による「奈文研の旧石器研究―...
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なぜこの技術が必要だったのか? 皆さんは博物館で貴重な文化財を見学したとき、「360度色々な角度から詳しく見てみたい」、「もっと近くでじっくり観察したい」と思ったことはありませんか? 近年、そんな願いを叶えるためにデジタル技術を応用した文化財の三次元計測が進んでいます。三次元計測に利用するデジタ...
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奈良文化財研究所第133回公開講演会「奈文研の旧石器研究」レジュメを公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。https://sitereports.nabunken.go.jp/143929 目次 ・講演「奈文研の旧石器研究―奈文研って、旧石器研究をしていたの?」 副所長 加藤 真二...
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【画像1】秋期特別展「古代技術の精華-飛鳥池工房-」チラシ画像 飛鳥資料館は昭和45年(1970)に開館し、本令和7年(2025)で50周年を迎えました。今年3月には飛鳥資料館の本館と売札所が登録有形文化財(建造物)として登録されるとともに、奈文研が所蔵する「奈良県飛鳥池遺跡出土品」が重要文化財...
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2025年10月1日、全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加しました。 【追加された3Dモデル例】 美々貝塚(北海道千歳市) 美々貝塚 金沢城(石川県金沢市) 金沢城石垣...
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【画像1】青龍図像の赤外線写真(1550nm)2024年12 月 キトラ古墳(7世紀末から8世紀初頭)の各壁面には、四神・十二支や天文図・日月像といった図像が良好に残っています。 とりわけ現存最古の本格的な天文図や、高松塚古墳では滅失してしまった朱雀を含む四神図は貴重なものです。こうした壁画の...
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🎒✨奈良教育大学附属中学校のみなさんがやってきた! 2025年8月22日(金)の朝、奈良教育大学附属中学校の生徒たち10名が、奈良文化財研究所にやってきました!本研究所の「ヒミツの舞台裏」を大公開するイベントであるバックヤードツアーは、例年この時期に開催しており、今回で4回目です!🎉 奈良教育大学...
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