西トップ遺跡調査修復 中間報告 南祠堂解体編2 (Annual Report on the Research and Restoration Work of the Western Prasat Top Dismantling Process of the Southern Sanctuary Ⅱ)...
続きを読む2015年6月 奈良と言えば東大寺の大仏。その大仏を収める大仏殿の大きさは、桁行(横幅)50.0m、梁行(奥行)50.5m、高さ46.4mで、世界最大の木造の建物です。東大寺大仏殿は奈良時代中期、天平宝字2年(758)に創建されましたが、この創建大仏殿は治承4年(1180)の平重衡の南都焼打ちに...
続きを読むポスト・アンコール期遺跡に関する研究報告書 (Research Report on Royal Capital Sites in the Post-Angkor Period)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp...
続きを読む現在、飛鳥資料館では、夏の写真コンテストにむけて 作品を募集しております。 今回のテーマは「ひさかたの天―いにしえの飛鳥を想ふ」。 飛鳥地方の「そら」と歴史的な風物を写した写真を募集しています。 ところで、「飛鳥地方」とは、どこをさすのか、 戸惑われた方もいらっしゃるのではないでしょう...
続きを読むこのたび、景観研究室のウェブサイトを大幅更新しました。 https://www.nabunken.go.jp/org/bunka/landscape.html 調査研究等に関する内容を整理し、最新の情報へと改めるとともに、ブログや奈文研ニュース等でもご紹介しておりました「文化的景観学」検...
続きを読む2015年6月 私の出身地の北海道では屋根に瓦はほとんど使われておらず、大学に入学して関西に移り住んだ当初、家の外観の違いに驚いたことを覚えています。以来15年近くが経ち、さすがの私も瓦屋根を見るだけでは驚かなくなってしまいましたが、まだまだ瓦葺きの建物が多くなかった奈良時代には、十代の私がそうし...
続きを読む夏でも着たい 毛皮の服 古代の対外交流といえば、遣唐使がまず頭に思い浮かぶでしょう。でも実は、それよりはるかに多くの交流が、日本海の対岸に位置した渤海(ぼっかい)国との間でおこなわれていました。正式な使節の往来だけでも、およそ200年の間に、日本から13回、渤海からは34回を数えます。 そう...
続きを読む奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...
続きを読む5月も下旬となり平城宮跡は緑一色、新緑の季節をむかえています。 その緑のなかに、色鮮やかな花を咲かせている樹木たちをご紹介しましょう。 平城宮跡資料館に隣接する梅林の北側には、シャリンバイとトベラの生垣があります。 シャリンバイ(車輪梅)という名前は、枝が一箇所から車輪状に出ており、梅の花...
続きを読む「版築」で増える労力 「宮垣未(いま)だ、ならず」 平城京遷都から1年半ほど経ても、平城宮を取り囲む大垣と呼ばれる塀がまだできないことを記した和銅4年(711年)9月のことばです。ため息すら聞こえてきそうです。 平城宮に先立つ藤原宮にも、大垣は巡っていました。その総延長は約3・...
続きを読む奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...
続きを読む奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...
続きを読む輸送や保管 特性生かす 墨で文字が書かれた木片を木簡と呼びますが、なぜ紙のほかに木簡が使われたのでしょうか。 木は紙に比べると丈夫で、雨にも強く、何回も削って修正・再利用できるという長所があります。 この特性を生かして、荷物を保管したり輸送する時に、付け札や荷札として木簡が使われました。...
続きを読む「文化的景観」はまだまだ若い概念であり、研究・実践両面において十分な蓄積があるとはいえません。そのため、各地の実践(取組)を支えられる考え方の基盤(「学」)が求められています。 そこで、景観研究室では、分野を横断して文化的景観の論じる視点を体系化させ、「文化的景観学」として理解することを目的に...
続きを読む奈良文化財研究所年報 (ANNUAL BULLETIN OF NARA NATIONAL RESEARCH INSTITUTE OF CULTURAL PROPERTIES)を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://www.nabunken.go.jp/publicat...
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