なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

考古学者の道具箱

考古学者の道具箱

2023年5月  人類学者の赤澤威さんは「縄文人の道具箱」という表現を使って、縄文時代の遺跡から出土した石器や漁具のセットに地方差があることを説明しました(「日本の自然と縄文文化の地方差」『人類学-その多様な発展』日本人類学会編、1984年)。  それでは、過去の歴史を調査している現代の考古学者の道...

続きを読む
画面表示不具合のお知らせ

画面表示不具合のお知らせ

2023年4月24日9時時点でトップ画面の表示に不具合が生じています。対象:全国遺跡報告総覧 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja市民参加型 筆順情報取得ウェブアプリケーション「ナゾルクン」 https://nazoru.nabunken.go.jp/enter...

続きを読む
全国遺跡報告総覧:検索不具合のお知らせ

全国遺跡報告総覧:検索不具合のお知らせ

2023年4月21日10時時点で検索機能に不具合が生じています。対象:全国遺跡報告総覧 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja※復旧完了次第、再開ご迷惑をおかけします。...

続きを読む
『松江市内社寺建築詳細調査報告書』

『松江市内社寺建築詳細調査報告書』

『松江市内社寺建築詳細調査報告書』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/131068 目次 序 目次 図版一覧 第1章 調査の概要 第2章 松江市内の社寺建築の特徴 第3章 個別解説 棟札一覧表 表紙...

続きを読む
『平城宮発掘調査出土木簡概報四十五』『平城宮発掘調査出土木簡概報四十六』

『平城宮発掘調査出土木簡概報四十五』『平城宮発掘調査出土木簡概報四十六』

『平城宮発掘調査出土木簡概報四十五』『平城宮発掘調査出土木簡概報四十六』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 『平城宮発掘調査出土木簡概報四十五』 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/131069 図版 一、木簡の出土地点と状況 二、凡例 三、釈...

続きを読む
You Tube なぶんけんチャンネル「ナビんけんチャンネル まぼろしの尼寺 西隆寺」

You Tube なぶんけんチャンネル「ナビんけんチャンネル まぼろしの尼寺 西隆寺」

 奈文研が平城京にナビゲート!第1弾はまぼろしの尼寺、西隆寺の痕跡を、奈文研研究員がナビしながら、発掘調査の成果を紹介します。 西隆寺は奈良時代後半の尼寺で、法華寺に次いで平城京でも2番目に大きな尼寺でした。 歴史に埋もれてしまった西隆寺。奈文研の発掘調査によって、その伽藍が復元されています。 普段...

続きを読む
遊牧民の生活痕跡

遊牧民の生活痕跡

2023年4月  遊牧民というと、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか。家畜とともに遊動する自律的な生活をおこなう、固定した居所をもたない民、といったところでしょうか。また最近では、一定の場所で物事を行わない人を「ノマド」などと言ったりします。このように、自由度が高いライフスタイルで痕跡をあま...

続きを読む
平城京左京三条一坊二坪の発掘調査(平城第650次調査)の現地見学会のご報告

平城京左京三条一坊二坪の発掘調査(平城第650次調査)の現地見学会のご報告

2023年1月20日に現地見学会を開催し、317名の方々に調査成果をご覧いただきました。 みなさま、当日は寒い現地に足をお運びいただきありがとうございました。 発表資料はこちらです。 >>全国遺跡報告総覧 発掘担当者からのコメント:都城発掘調査部 研究員 浦 蓉子  今回の現地見学会でみなさまにご覧...

続きを読む
地形と道路にみる西大寺の名残

地形と道路にみる西大寺の名残

2023年4月  奈良から京都・大阪、そして平城宮跡資料館へ行くときは、近鉄の大和西大寺駅が大変便利で、私もよく利用しています。近年、大和西大寺駅周辺で再整備が進んでいますが、駅のすぐ西には、奈良時代後半に称徳天皇の発願によって建立された西大寺の伽藍が広がっていました。  現在の西大寺は、鎌倉時代以...

続きを読む
文化財総覧WebGIS:法務省登記所備付地図データを追加

文化財総覧WebGIS:法務省登記所備付地図データを追加

2023年3月30日、文化財総覧WebGISに法務省登記所備付地図データを追加しました。左サイドバーの背景地図にある「法務省登記所備付地図データ」にチェックを入れ、表示順および透過度をご調整ください。 閲覧はこちら 法務省 登記所備付地図データについてhttps://www.moj.go.jp/MI...

続きを読む
『奈文研ニュースNo.88』

『奈文研ニュースNo.88』

『奈文研ニュースNo.88』(NABUNKEN NEWS No.88)を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 ■No.88 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/130897 目次 ・奈良文化財研究所創立七十周年記念式典を挙行(小野 一代) ・石神遺...

続きを読む
桜の開花状況2023(七分咲き~満開)

桜の開花状況2023(七分咲き~満開)

平城宮跡の桜の開花状況をお知らせいたします。 平年を上回る暖かい日が続いており、今年は早くも見頃を迎えております。 平城宮跡資料館付近 平城宮跡資料館付近 平城宮跡資料館付近 平城宮跡資料館付近 平城宮跡資料館付近 平城宮跡資料館付近 第二次大極殿付近 推定宮内省付近 推定宮内省付近 推定宮内省付近...

続きを読む
桜の開花状況2023(つぼみ膨らむ~咲き始め)

桜の開花状況2023(つぼみ膨らむ~咲き始め)

平城宮跡の桜の開花状況をお知らせいたします。 3月に入り季節外れの暖かさが続き、記録的な早さで咲き始めております。 平城宮跡資料館付近 推定宮内省付近 推定宮内省付近 推定宮内省付近 推定宮内省付近 第二次大極殿付近 撮影場所クリックで拡大していただけます...

続きを読む
奈良文化財研究所研究報告 第38冊『文化財多言語化研究報告3』

奈良文化財研究所研究報告 第38冊『文化財多言語化研究報告3』

奈良文化財研究所研究報告 第38冊『文化財多言語化研究報告3』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/130809 目次 例 言 Ⅰ 論考 [1] 日中韓の木簡名称及びその対応関係 [2] 文化財を「翻訳」する(...

続きを読む
古い建物、「ぐるぐる」

古い建物、「ぐるぐる」

2023年3月  古い建物を見よう、と思い立ったら、まずは国宝・重要文化財といった、華やかな肩書に心惹かれるのが常というものではないでしょうか。ところが大多数の日本人にとって、そういった建物界のスーパースター達は、ともすれば何か月も前から旅行の計画を立ててやっと会いに行くものです。  確かに国宝・重...

続きを読む
全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加

全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加

全国文化財情報デジタルツインプラットフォームに新たに文化財の3Dモデルを追加しました。熊本県井寺古墳など、19の3Dモデルを公開しています。 https://gsrt.digiarc.aist.go.jp/nabunken_aist/index.html   関連記事:全国文化財情報デジタルツインプ...

続きを読む
ところ変われば箕 (み)も変わる? カンボジアの発掘道具

ところ変われば箕 (み)も変わる? カンボジアの発掘道具

2023年3月  奈良文化財研究所は様々な国や地域と共同で文化財の保存修復や技術協力・研究調査を通じた事業を行っていますが、カンボジアとは30年来のお付き合いがあります。現在、奈文研ではアンコール遺跡群の中の西トップ遺跡の調査修復プロジェクトを2002年から行っています(参考:なぶんけんブログ「アン...

続きを読む
かりうちアウトリーチプログラムちらし

かりうちアウトリーチプログラムちらし

2023年度より新しく始まる、奈良文化財研究所と文化財活用センターによるアウトリーチプログラム、「奈良時代を体験!!よみがえった古代のゲーム「かりうち」で遊ぼう!」のちらしを公開します。 昨年11月に販売を開始した、かりうちキット使った学習プログラムです。対象は、小学校・中学校・高等学校等の教育機関...

続きを読む
梅便り2023(つぼみ膨らむ~咲き始め 一部満開)

梅便り2023(つぼみ膨らむ~咲き始め 一部満開)

平城宮跡内の梅林の開花状況をお知らせいたします。 平城宮跡資料館東側の梅林は、全体的につぼみの状態~一部開花しております。 東院庭園の西側梅林は、ほぼ満開に近い状態です。 以下、平城宮跡資料館の東側 以下、東院庭園の西側 撮影場所クリックで拡大していただけます...

続きを読む
『明末日用類書燈謎選集』

『明末日用類書燈謎選集』

『明末日用類書燈謎選集』を公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。 https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/130610 目次 はじめに 凡例 書句類 古文類 書名類 大明律類 官名類 地名類 人名類 詩・詞・曲類 曲牌類 骨牌名類 字謎類 俗語類 事物名...

続きを読む

月別 アーカイブ