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東京藝術大学大学院文化財保存学専攻の学生が埋蔵文化財センターを見学

【写真1】保存修復科学研究室にて出土木製遺物の保存処理現場の見学の様子

【写真1】保存修復科学研究室にて出土木製遺物の保存処理現場の見学の様子


2026年5月20日、東京藝術大学大学院文化財保存学専攻修士1年生による古美術研究旅行の一環として、奈良文化財研究所埋蔵文化財センターにおいて施設見学を受け入れました。学生18名と教員5名が参加し、保存修復科学研究室、環境考古学研究室、年代学研究室、遺跡・調査技術研究室の4研究室で見学対応をおこないました。


保存修復科学研究室では、出土金属製遺物および木製遺物の保存処理現場【写真1】や、大型の蛍光X線元素マッピング分析装置などの最新分析機器を紹介しました。環境考古学研究室では、実際の骨格標本を用いながら動物骨の同定方法や古代の生活復元について説明しました【写真2】。年代学研究室では、年輪年代学の基礎や考古学・文化財研究への活用事例について紹介しました。また、遺跡・調査技術研究室では、三次元データを用いた記録・保存・公開・活用手法について説明し、文化財調査におけるデジタル技術の活用事例を紹介しました。


【写真2】環境考古学研究室にて動物骨の同定方法について説明する様子

【写真2】環境考古学研究室にて動物骨の同定方法について説明する様子


参加者からは「大きな学びの機会となった」との感想が寄せられました。 今回の見学が、文化財の保存・修復や考古科学研究への理解を深め、今後の研究活動につながる機会となることを期待しています。


(埋蔵文化財センター保存修復科学研究室 主任研究員 田村 朋美)

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