なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

3D Bone Atlas Databaseの更新(イヌの手骨格・足骨格)

 暦の上では立冬を迎え、朝晩が肌寒くなってまいりました。コロナ禍は好転の兆しが見えつつも、世界的にはまだまだ先行きが見通せない状況が続いており、引き続き気を緩めることないよう用心したいと思います。
 さて、このたび「イヌの手骨格・足骨格」を補助素材として公開いたしました。ウシやウマといった大型哺乳類とは異なり、イヌの手足は小さく、全体像を3Dで表現することが難しいことから、2Dの写真図譜で提供することにしました。イヌは人間との関わりが最も古い家畜であり、遺跡からも頻繁に出土します。この図譜がイヌの生態や、イヌと人間との関わりへの理解の一助となることを期待しております。

3D Bone Atlas Database
https://www.nabunken.go.jp/research/environmental/gaiyo.html

 

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