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森蘊 旧蔵資料 目録の公開

 森蘊(もり・おさむ、1905-1988)は、昭和を代表する庭園史家であり、作庭家としても活躍した人物です。奈文研が創建された昭和27年(1952)から、昭和42年(1967)に退官するまで、建造物研究室長を務めました。奈文研退官後は「庭園文化研究所」を設立し、京都の浄瑠璃寺庭園、奈良の円成寺庭園、平泉の毛越寺庭園をはじめ、多くの歴史的な庭園の修理・復元整備を手がけ、文化財庭園の保存活用への貢献は大変大きいです。

 

 文化遺産部 遺跡整備研究室では、森蘊氏の遺族より自邸に所蔵されていた資料の寄贈を受け、その整理を進めてまいりました。この度、目録が完成しましたので公開します。

森蘊 旧蔵資料
https://www.nabunken.go.jp/research/moriosamu.html

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