朝晩の冷え込みも一段と進み、樹木や植物たちは来たる冬に備えての準備に入っています。
平城宮跡では紅葉・黄葉の色づきが見頃を迎え、赤や黄色に染まった情景が来訪者の目を楽しませています。
銀色の穂を風に揺らしているのは、イネ科ススキ属の植物の一種である「オギ(荻)」です。オギについては「銀色に輝くオギ原」をご覧ください。
撮影当日、東院庭園近くの群落は刈り取りが行われ、湿地帯は野鳥たちの住処になり、春先にかけて様々な冬鳥たちを観測することができます。
東院庭園ではイロハモミジが真っ赤に紅葉し、復元建物の朱と自然界の赤の調和が見事です。
遺構展示館近くのイチョウは黄金色に輝き、その眩しいほどの色彩は目を見張る美しさです。
そのイチョウを背に、「キィーキチキチキチ」とモズ(百舌)の甲高い鳴き声が周囲に響き渡りました。9月から11月頃にかけて激しく鳴きながら縄張り争いを行い、春先にかけて繁殖行動を開始します。
いよいよ冬の到来を迎える平城宮跡。落葉前の美しい紅葉をぜひご覧になってください。
![]() 紅葉した桜の葉 |
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オギと朱雀門 |
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![]() オギの穂 |
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オギと第一次大極殿 |
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![]() オギが刈り取られた後の第一次大極殿 遠景 |
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![]() イロハカエデ 遠方に第一次大極殿を望む |
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![]() 東院庭園近くのイロハカエデ |
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![]() イロハカエデと中央建物(東院庭園) |
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イロハカエデと隅楼(東院庭園) |
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![]() イロハカエデと中央建物(東院庭園) |
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![]() イロハカエデ(東院庭園) |
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![]() イロハカエデ(東院庭園) |
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イロハカエデ |
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遺構展示館近くのイチョウ |
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![]() イチョウ |
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![]() イチョウの落ち葉 |
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![]() モズ(百舌) |
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撮影場所 |