本格的な雨の季節となりました。
梅雨の季節を彩る花々といえば、皆さん何の植物を思い浮かべますか?
昨年は「アジサイ」を紹介いたしました。(「梅雨空の下」2015年7月9日)
今回はとても身近な植物で、道端や草原などでよく目にする機会もあるシロツメクサ(クローバー)を紹介したいと思います。
マメ科の植物のシロツメクサですが、茎は地面を這うように広がり、立ち上がった白い花に小さな昆虫が蜜を求めて飛び交っている姿が見られます。
花が白いことと、江戸時代にオランダから輸入したガラス食器のパッキングとして詰められていたことから「シロツメクサ」と名付けられたそうです。
四つ葉のクローバーを探してみたり、花冠を編んでみたり、皆さんも一度は経験されているのではないでしょうか。
この「シロツメクサ」、別名「雨降り花」とも呼ばれており、「花を摘むと雨が降る」という言い伝えがあるそうです。同様の植物に「ヒルガオ」「ホタルブクロ」があります。
雨のイメージのなかった植物ですが、一度摘んだあとに空を見上げてみてはいかがでしょう?
![]() シロツメクサ |
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![]() 梅林近くの小道 |
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![]() シロツメクサとミツバチ |
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![]() 四つ葉 |