文化財分野でフォトグラメトリが普及して、立体的な記録が簡便になりました。一方で各機関が独自の方法でデータを作成・保存しているため、成果の質や相互利用、長期保存に課題が生じています。このレポートでは、まず国際的なデータ標準の枠組を紹介し、次に欧州における文化財データ標準のプロジェクトを概観します。そして、日本の事例として、デジタル史料画像の管理システムや、遺跡情報の標準化、全国文化財総覧などを取り上げます。さらに、奈良文化財研究所における文化財三次元データの標準化に向けた取組として、フォトグラメトリのワークフローや標準手順書そしてデータの管理方針などを御紹介します。下記URLより、ぜひご覧ください。
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/online-library/report/127
埋蔵文化財センター遺跡調査技術研究室 主任研究員 山口 欧志
