奈良文化財研究所研究報告 第33冊『デジタル技術による文化財情報の記録と利活用4-オープンサイエンス・Wikipedia・GIGAスクール・三次元データ・GIS-』を電子公開しました。 本文をPDFで閲覧いただけます。
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja/115736
目次
1.オープンサイエンス時代の考古学・埋蔵文化財情報
[1]考古学・埋蔵文化財情報のオープン化
[2]考古学・埋蔵文化財の情報プラットフォームとしての全国遺跡報告総覧 -When Where Whatで検索できるシステムを目指して-
[3]SNSと文化財情報 -愛知埋文の取り組み-
[4]大学による考古資料の3Dデータ化と公開・活用
[5]関係人口と共働した文化財と博物館資料の活用-飛騨市モデルの報告-
[6]博物館のデジタル化:公共化と価値共創
[7]文化財報道とSNS 博物館の「撮影解禁」を取材して
2.文化財×Wikipedia
[8]ウィキペディアタウンからウィキペディア文化財へ
[9]インターネット百科事典「ウィキペディア」におけるデジタル情報の利活用方法
[10]インターネットで地域の文化財を調べる方法
[11]静岡県沼津市におけるWikipedia Townの実践例
[12]文化財×Wikipedia、枠組みと実践
3.文化財分野におけるGIS利用
[13] 発掘調査報告書から多言語対応収蔵品データベースへ
[14] 地理院地図と地理院タイルの利活用
[15] 文化財総覧WebGIS:データと機能
[16] 考古学・埋蔵文化財GISデータの標準化、ファイルフォーマット、オープン化
[17] 行政へのオープンソースGISの導入とオープンデータの事例
[18] 福岡市埋蔵文化財課のGISとその活用
[19] QGISを利用した発掘調査記録のデジタル化
4.GIGAスクールと地域文化財:学校での活用事例
[20] 発掘現場とGIGAスクール構想 学習者中心のICT活用は埋蔵文化財にどのような変化をもたらすか?
[21] 学校図書館×GIGAスクール×地域文化財資料
[22] 児童生徒を対象とした遺跡情報システム(GIS)の活用
5.デジタルアーカイブとオープンデータ
[23] 行政オープンデータ推進と文化財分野への展開に向けた一考察
[24] 大正・昭和期の在野研究者フィールドノートをCC BYでオンライン公開するまで―赤星直忠考古学研究資料デジタルアーカイブの公開―
[25] 考古学・文化財デジタルデータのためのGuides to Good Practice作成の経緯と意義
6.文化財三次元データの取り組み
[26] デジタルアーカイブとしてのMatterportと3Dモデル公開
[27] 市民が行う古墳の3次元計測
[28] 石丁場のデジタル調査方法 -フォトグラメトリ・ドローン・RTK-GNSS・LiDAR-
7.文化財動画の活用事例
[29] 平城宮跡資料館における文化財動画の活用
8.文化財報告書の電子公開
[30] 中津市における全国遺跡報告総覧登録への背景と実務
[31] 秋田市における発掘調査報告書のデジタル化と公開について
[32] 2021年度数字で見る全国遺跡報告総覧
Table of Contents
表紙