なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

文化財総覧WebGISにて表示中の状態を再現できる機能等の公開

2021年12月28日、以下の2件の機能を公開しました。


■文化財総覧WebGISにて表示中の状態を再現できる機能

URLハッシュにて、現在の地図の状態を再現可能です。
下記の6つの設定をURLに保持させることが可能です。ただし背景地図等には対応しておりません。
・ 緯度: lat
・ 経度: lng
・ ズームレベル: zoom
・ 回転: bearing
・ 傾き: pitch
・ 遺跡検索での遺跡名 heritage_name

例:https://heritagemap.nabunken.go.jp/main?lat=34.669861833570735&lng=135.97182286762222&zoom=8.752247304820084&bearing=0&pitch=0&heritage_name=%E5%AF%BA%E8%B7%A1
上記URLを開くと、緯度34.669861833570735、経度135.84014684189276、ズームレベル11.558846094725055、回転0、傾き0、遺跡検索のフリーワード検索が「寺跡」を指定した地図を開く事ができます


■全国遺跡報告総覧から文化財総覧WebGISへのルート創出
これまで全国遺跡報告総覧の遺跡抄録部分では、当該遺跡を表示した地図を表示し、参考に文化財総覧WebGISへのリンクを表示しておりましたが、トップページへ遷移するだけで、当該遺跡の表示はできませんでした。
今回の機能公開により、当該遺跡を直接表示させることができるようになりました。
ただし、データ連携のタイムラグにより、データが全国遺跡報告総覧にはあるものの文化財総覧WebGISにない場合は、ポイントは表示されませんのでご注意ください。

例)ページ下部の抄録部分の「文化財総覧WebGISで確認する 」をクリック

https://sitereports.nabunken.go.jp/21923

WebGIS1.jpg

月別 アーカイブ