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『木簡 古代からの便り』が刊行されました!

 このたび奈良文化財研究所編『木簡 古代からの便り』が岩波書店から刊行されました(2020年2月26日初版)。

 これは2018年4月7日から2019年3月30日まで、朝日新聞土曜版beに、「木簡の古都学」として47回にわたって連載したものに補訂を加え、若干の新稿とともに新たに編集したものです。

 今回の連載のきっかけは、2017年に平城宮跡出土木簡のうち、3,184点が国宝に指定されたことでした。

 木簡一つひとつは小さな資料ですが、作為の加わっていない、いわば生の資料として、その証言にはかけがえのない重みがあります。

 本書では、さまざまな木簡をいろいろな角度から取り上げてみました。掲載した多数の木簡の写真をご覧になりながら、木簡たちの言葉に耳を傾けていただけたら幸いです。

詳細は岩波書店のページをご覧ください。

六一書房のサイトからでもご購入いただけます。

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