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ギャラリートークのお知らせ

 現在、平城宮跡資料館で開催中の「発掘された平城2017・2018」では、平城宮・京での最新の発掘調査成果をご紹介しています。今回は、平城宮の正門・朱雀門の周辺や、昨年10月に中金堂が再建された興福寺境内の調査、いくつかの発掘調査の際にみつかった地震の痕跡など、計8つのコーナーが設けられています。

 また、各コーナーの展示資料などについて、より深く、より面白く知っていただくために、会期中には計4回のギャラリートークを開催します。

 

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 2月8日、15日の回では、法華寺でみつかった近世の井戸と、朱雀門周辺で出土した人形にスポットをあてた解説が行われました。時に面白く、時に情熱的に語られる発掘調査と出土遺物への研究員のまなざしに、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。

 さて、次回のギャラリートークです!
現在、奈文研では自然科学の分野の力を借りながら発掘調査にあたっています。次回3月8日のギャラリートークでは、そのうちの重要な成果のひとつである「地震痕跡」についてご紹介します。考古学の研究者と地質学の研究者が協力しておこなう地震痕跡の調査は、さまざまな分野の研究者が所属する奈文研ならではの成果と言えます。

 

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 ここ最近も各地で大きな被害をもたらしている地震ですが、発掘調査のなかでは奈良時代に起きた大地震の痕跡もみつかっています。いつ、どこで、どのような地震が発生していたのかを明らかにする地震痕跡の調査。その一端を分かりやすく解説いたします。

 梅も咲き始め、良い気候となってきました。平城宮跡を散策の折には、ぜひ平城宮跡資料館にもお越しください。

【今後のギャラリートークの予定】
3月 8日(金)14:30~ 地震痕跡について
3月15日(金)14:30~ 東院地区の発掘調査について

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