景観研究室では、2017年12月9日(土)〜10日(日)に文化的景観研究集会(第9回)「地域らしさを支える土木 ―文化的景観における公共事業の整え方―」を開催いたします。会場は、京都府立大学 大学会館2 階 多目的ホールです。
9日には文化的景観に関するポスターセッションをあわせて開催いたします。研究集会のテーマ、あるいは保護制度における文化的景観にかかわらず、国内外における多様なテーマのものを歓迎いたします。学術研究部門、地域計画部門、地域活動部門を設けておりますので、研究者や学生はもちろん、行政職員や地域にお住まいの皆様からの発表もお待ちしております。
また、10日にはエクスカーション「琵琶湖南東岸の水郷地帯」も実施いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。詳細や参加申込は景観研究室のシンポジウムページをご覧ください。
https://www.nabunken.go.jp/org/bunka/land-sympo.html
12 月9 日(土) シンポジウム・ポスターセッション
12:30 受付開始
13:00 ~ 13:05 開会挨拶 中島 義晴(奈良文化財研究所 文化遺産部 景観研究室)
13:05 ~ 13:15 趣旨説明 上杉 和央( 京都府立大学文学部 准教授)
惠谷 浩子(奈良文化財研究所 文化遺産部 景観研究室)
13:15 ~ 14:05 【報告1】 山口 敬太(京都大学大学院工学研究科 准教授)
「公共事業の調整と景観形成の事例」
14:05 ~ 14:55 【報告2】 徳永 哲(風景デザイン研究所STEP 所長)
「地域らしさの持続へつなぐ景観整備」
14:55 ~ 15:15 【報告3】 松岡 貢(新上五島町建設課 係長)
「新上五島町における公共空間の景観づくり」
15:15 ~ 15:45 【報告4】 木下 健太郎(宇治市都市整備部 部長)
「土地利用規制と文化的景観の保全」
15:45 ~ 16:00 ― 休憩 ―
16:00 ~ 16:45 【ポスターセッション】
学術研究部門/地域計画部門/地域活動部門
16:45 ~ 17:45 【パネルディスカッション】
パネリスト:徳永 哲・松岡 貢・木下 健太郎
コメンテーター:西山 徳明(北海道大学大学院観光創造専攻 教授)
モデレーター:山口 敬太
17:45 ~ 18:00 ベストポスター賞授与式&閉会挨拶
18:15 ~ 20:15 情報交換会 会費:一般4,000 円程度/学生2,000 円程度
会場:Deli Cafe たまご 京都北山(京都府立大学学生食堂)
12 月10 日(日) エクスカーション「琵琶湖南東岸の水郷地帯」
9:00 にJR 近江八幡駅集合、マイクロバスに乗車して移動。
伊庭の水郷集落(東近江市)と西の湖のヨシ生産・加工の現場を見学(近江八幡市)。
16:00 に JR 近江八幡駅で解散。
※現地実費(昼食代等):約3000円