地域の将来を考えていく上で、今日、文化的景観のアプローチは注目されています。
奈良文化財研究所では、文化財保護法に文化的景観保護制度が創設されたのを契機として、2008年度から2013年度まで、6回にわたり研究集会を開催し、議論を深めてまいりました。景観研究室では、研究集会での成果等を踏まえつつ、更に検討を進めているところですが、さまざまな文化的景観に取り組む方々への情報共有の場を提供する観点から、今年度はもうひとつの新たな試行として講演会を開催することとしました。
多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
【テーマ】 東アジアの文化的景観
【日 時】 平成26年9月20日(土) 14:00~17:40
【場 所】 奈良文化財研究所 平城宮跡資料館講堂
【プログラム】
13:30~14:00 開場・受付
14:00~14:10 開催趣旨説明
平澤 毅(奈良文化財研究所)
14:10~15:00 中国の文化的景観
杜 暁帆(UNESCO北京事務所)
15:00~15:50 韓国の文化的景観
芮 京禄(千葉大学)
15:50~16:00 休憩
16:00~16:50 台湾の文化的景観
波多野 想(琉球大学)
16:50~17:40 フィリピンとインドネシアの文化的景観
菊地 淑人(奈良文化財研究所)
【参加申込先】
参加申込書(下記リンク先に掲載)に必要事項をご記入の上、FAX・郵送・メールにてご返信ください。
申込締切は9月12日とします。
https://www.nabunken.go.jp/info/2014/20140920_2.pdf
【申込・問い合わせ先】
奈良文化財研究所 文化遺産部 景観研究室
〒630-8577 奈良県奈良市佐紀町247-1
TEL:0742-30-6816 FAX:0742-30-6841
keikan☆nabunken.go.jp(☆を@に変更してください)