みなさん、こんにちは。
先週末から研究所の冷房が壊れていたので、汗だくの毎日でした。
この状況...、下敷きでパタパタあおぎながら授業を受けた学生時代を思い出しますね。
資料館の方はずーっと冷えていますのでご安心ください!
今回は今週金曜日のギャラリーイベントについて紹介いたします。
3回目となる今回は「ホネホネ博士のおもしろどうぶつ講座」です。
平城京どうぶつえんでは、天平びとが作り出したどうぶつアートだけではなく、
実際に平城京の時代を生きた動物たちの骨も見ることもできます。
いわば、1300年前の「遺骨」です。
奈良文化財研究所には、考古学や歴史学といった文系の研究員のみならず、
理系の研究員も数多くいるということをご存知ですか?
その中に、この動物骨を専門とする研究員、その名も「ホネホネ博士」がおります。
ホネホネ博士は日々、遺跡から取り上げられてくる骨が
何の動物のものかの同定に始まり、
骨に残された痕跡はいったい何を物語るのか、
昔の人は動物とどうかかわりながら生きていたのか、など
骨から当時の様子を復元することに熱心に取り組んでいます。
実は、会場にある奈良時代の動物の骨は、
何の文字情報も添えられず、そっと置かれているだけなのですが
それらが一体何を物語るのかについて、ホネホネ博士が熱く語ってくれること間違いなし!
当日は、展示している動物骨にまつわる話以外にも、
子供たちに楽しんでもらえるようなビックリ企画も!?
お楽しみに~!!