みなさん、こんにちは。
以前チラッとご紹介した天平ツリーひろばでのどうぶつあそび(体験コーナー)。
今回の記事では、みなさんに製作していただいた作品の中から
素敵な作品をご紹介したいと思います。
天平ツリーひろばでは、常時4つのどうぶつあそびを楽しんでいただけるのですが、
その中に、「ネコの足は何についていた?」というあそびがあります。
どういうあそびかといいますと...、
平城宮・京跡では、たまに「ネコ科の動物の足」だけが出土することがあります。
このような形の焼き物です↓
専門用語では「獣脚(じゅうきゃく)」と呼びますが、
これが一体当時何のパーツだったのか、
皆さんのアイディアを絵に描いてもらうというあそびです。
ちなみに、この「獣脚」のパーツを備えた
"すずり"や"火ばち"(専門用語では「火舎」)が
奈良時代に使われたことがわかっています。
でも、もっと他にもあったかもしれないですよね?
そこで、皆さんのお知恵拝借、というわけです。
オープンから2週間で、集まったネコ足アイディアは50件!
一番多かったのは、やはり容器系ですね。
おちゃわん、お風呂、カップ、みずがめ...。
斬新系としては、孫の手、ネズミの竹馬、箸置きなど。
その中で、特に光っていたアイディアをいくつか紹介します。
まずは、ネコ足にくわしい、
奈良文化財研究所のドキドキ博士が選んだ
ドキドキ大賞はこちら。「線香立て」
音までついて迫力満点です。
続きましてドキドキ優秀賞は「うちわ」
思わず握りしめたくなる取っ手がポイントですね。
では最後に、今回の展示を担当した展示企画室が選んだ
ニャイス!アイディア賞に輝いたのはこちら。
こんなのあれば履いてみた~い!
みなさん、素敵なアイディアありがとうございました!!
この「ネコの足は何についていた?」のどうぶつあそびは
今週から違うどうぶつあそびに入れ替わっていますので、
また遊びにいらしてくださいね。