なぶんけんブログ|奈良文化財研究所に関する様々な情報を発信します。

秋深まる平城宮跡

 10月23日からは二十四節気の「霜降(そうこう)」にあたり、霜が初めて降りる頃とされています。

 朝晩の冷え込みが急に強まり、宮跡を渡る風にも冷気を感じるようになってきました。

 樹木は色づき始め、平城宮跡の秋の風物詩となりましたオギやススキは銀色の穂を風に揺らしています。

 散策の道すがら、推定宮内省の屋根に野鳥が一羽舞い降りました。ハヤブサの仲間の「チョウゲンボウ」です。

 チョウゲンボウは秋から冬にかけて平地の農耕地や草原で見られる野鳥で、平城宮跡の近隣でも繁殖しているようです。

 秋が深まる宮跡に是非一度お越しください。

IMG_9419.jpg

第一次大極殿を望む

IMG_9439.jpg

第一次大極殿とオギ

IMG_9428.jpg

素屋根と復原中の第一次大極殿院南門

IMG_9412_2 .jpg

チョウゲンボウ(長元坊)

IMG_9413_2.jpg

チョウゲンボウ(長元坊)

IMG_9408.jpg

ミゾソバの蜜を吸うツマグロヒョウモン(以下同)

IMG_9405.jpg

IMG_9407.jpg

IMG_9423.jpg

セイタカアワダチソウ

IMG_9427.jpg

セイタカアワダチソウとススキの穂

IMG_9448.jpg

朱雀門とオギ

IMG_9445.jpg

朱雀門とセイタカアワダチソウ

IMG_9457.jpg

朱雀門とオギ

IMG_9453.jpg

朱雀門とオギ

20211018map.jpg

撮影場所
クリックで拡大していただけます

月別 アーカイブ