3D骨格図譜

ヒト(Human)

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ヒト(Human)

概要

ヒトの骨格は、ウシやウマのような大型動物を除く他の動物骨と比べて、各部位が大きく、長いという特徴がある。成人骨格は個人差があるものの約206個の骨からなる。頭蓋骨のように成長が停止するにつれ癒合していくものもある。ヒトを他の哺乳類と比較すると、一般的な特徴として、骨の表面が多孔質であることが挙げられる。これは鯨類、鰭脚類などと共通する点であるが、骨の重さは人骨の方が軽く感じられる。上腕骨や大腿骨などが破片の場合、骨幹部の断面形や筋肉粗面の形状、骨自体が直線的な点など、 ヒグマ、ツキノワグマと類似する印象を受ける。それに対して、イノシシ、シカ、カモシカなどは、骨の表面が平滑で綴密なことから、ヒトと区別することができる。

【参考文献】松井章 編2008『動物考古学』京都大学学術出版会。

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全身骨格図


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埋蔵文化財センター 環境考古学研究室

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