3D骨格図譜

イヌ(Dog)

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イヌ(Dog)

概要

イヌは食肉目イヌ科に属する。日本列島では、約1万年前の神奈川県夏島貝塚の縄文時代早期初頭の貝層から出土したのが最古で、やや遅れて佐賀県東名遺跡や愛媛県上黒岩岩陰遺跡からの出土し、それ以降、時代が下るに従って類例が増加する。縄文犬は一般的に体高38cm~45cmの柴犬くらいの小型犬が主流で、頭蓋骨の特徴は、額から吻部までの凹み(ストップ=額段)が小さく、鼻筋の通った細面の顔である。
弥生時代になるとやや大型化した現生の四国犬クラスの中型犬が、大阪府亀井遺跡から出土している。中世の広島県草戸千軒町遺跡からも多くのイヌが出土したが、形態的には概して縄文犬の系譜をひく小型犬が主体であった。

【参考文献】松井章 編2008『動物考古学』京都大学学術出版会。

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全身骨格図
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埋蔵文化財センター 環境考古学研究室

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