平城宮いざない館において、以下のとおり特別展を開催することとなりました。
和銅3年(710)、元明天皇は平城遷都を宣言します。ここから平城京を舞台とする奈良時代が始まります。新たな都・平城京では、中国の唐に代表される大陸由来の新たな知識や技術が積極的に取り入れられました。その一方で、それまでの都であった飛鳥・藤原の宮都で育まれた文化や伝統も基盤として受け継がれていました。平城宮・京の発掘調査では飛鳥・藤原地域で使われた瓦や土器も出土しており、両地域の深いつながりを物語っています。
今回の特別展では、平城宮・京から出土した飛鳥・藤原地域の宮殿・寺院と関連する考古資料を中心に、奈良時代の政治・文化の中心となる平城京への遷都がどのように進められたのかをご紹介いたします。
さらに本展示を通じて、世界遺産登録が目前に迫る「飛鳥・藤原の宮都」と、平成10年(1998)に登録された「古都奈良の文化財」とのつながりや、それぞれが持つ独自の魅力についても理解を深めていただけますと幸いです。
いずれも平城宮出土の藤原宮式軒瓦(朱雀門)
会 期: 令和8(2026)年9月19日(土)~11月29日(日)
会 場: 平城宮いざない館 企画展示室
主 催: 独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所、平城宮跡管理センター
開 館 時 間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休 館 日: 11月9日(月)
入 館 料: 無料
出 展: 平城宮跡出土藤原宮式軒瓦、「五十戸家」墨書須恵器、石のカラト古墳出土品等 約50点